意識して食事することで自然に痩せるマインドフルダイエットとは？

近ごろ耳にすることが多くなった「マインドフルネス」。

海外ではとりわけ注目されており、グーグルやインテルなどの一流企業も「マインドフルネス瞑想」を研修に取り入れていると言います。

様々な定義があるマインドフルネスだが、端的に言うと「今・ここで自分の内面と外で起こっていることに、しっかり意識を向けること」

その結果「自分の感情・思考をより明確に認識し、つながりを感じ、創造・直感力を発揮しやすい」心の状態を指す。

私達は大抵、頭の中で、過去の出来事について考えていたり、将来の出来事について不安や心配を抱いて過ごしています。

マインドフルネスとは、「今この瞬間」の自分の体験に注意を向けて、現実をあるがままに受け入れること

欧米では、すでに多くの実証的研究報告があり、ストレス対処法の1つとして医療や教育現場で実践されています。

マインドフルネスを効果的に実践する場のひとつに、食事があります。

何も考えずただ食べるのではなく、“マインドフル”（意識を集中すること）な食べ方をすること。

“マインドフル・ダイエット”でもっとも大切とされることは、とにかく「食べるという行為そのものだけに、意識を集中する」ことです。

忙しい毎日を送っていると、どうしても食事が「同時作業」になってしまうものです。

ケータイをいじったり、次の一口のための準備をしたり、テレビをぼうっとみていたり

何かをしながら片手間に食べるのでは、意識が食べることに集中できるはずもありません

お腹を満たすだけが食事ではなく、自分の体に何を取り入れるのか、ということにもっと真摯に向き合う

1食でいいのでTVも携帯も無しの食事に集中する環境を作ってください。

食卓はできるだけ片付けて何も置かないように。気が散るものを減らしましょう。

まず、朝・昼・晩のどれか一食、もしくはおやつの時間に、マインドフル・イーティングに取り組んでみましょう。

何かを食べたり、飲んだりする時、その味に意識を集中させましょう。

口に入れる直前まで食べものをみつめ、これから何が口に入るのか、どんな歯ごたえがするのか、どんな味がするのかに期待しましょう。

どんな食材や、どんなスパイスやハーブが使われているのか、味わいながら食べることで、食べる速度も遅くなり、消化にもエネルギー代謝にも良い効果をもたらします。

一つ一つの食材に意識を集中して、粉々になるまで噛み砕いて、飲み込む。

すぐに飲み込まずに、よく噛むことで、深く味わうことができます。

サクッとした音、カリカリとした音、噛んだ時に聞こえてくる食べ物の音を楽しんで食べましょう。

問題は噛む回数ではありません。食べ物が良く噛まれたかどうかです。

「これだったら飲み込んでもいい」そう判断してから飲み込みましょう。

1口ずつしっかり味わい、口の中が空になってから次の1口へ。

ひとつひとつの食品と一心に向き合って、感謝を込めて一口一口しっかりゆっくり噛んで食べてみましょう。

よく噛むことによって、満足感が増し食べ過ぎを防ぐこともできます。

いつもより量を必要としないことに驚くと思いますよ。

満足したところでストップして次からはその量を用意してみてください。

おいしく食事をいただくとはどのような食事をいうのでしょうか？

小腹がすいても食べないということです。

ただし空腹ならマインドフルにどうどうと食べること

人は無意識のうちに、とくにお腹が空いていなくても食べ物がすぐ目の前にあるだけで、手が伸びてしまう習性があります。

このままでは一生やせられないと分かってはいるけどやめられないのが、間食です。

「今、私、そんなにお腹空いている？　本当に食べる必要ある？」と少なくとも3回は自分に問いかけてみて。

なによりもおなかがすいているときに心をこめて食べる物の、それはそれは美味しいことといったら！

自分の感覚を大事にして食事を楽しむことで、我慢したり不自然な事をしなくても自然とダイエットに繋がってしまう

無理なく幸せに続けられる、理想のダイエットができるといいですね♡