食べても太らない『スローカロリーダイエット』で食生活を見直そう♡

好きなものが食べられない、運動が辛い、なかなか成果が目に見えない…などで、諦めてしまった方も多いのではないでしょうか。

ダイエット中は、「カロリーゼロ」「糖質オフ」「糖質カット」など量を減らすことを優先していませんか？量を減らすと、どうしても空腹になり、辛くて続かないダイエットとなる可能性大。

極端な食事制限をすると停滞期やリバウンドすることもあります

近年、人気のダイエット法といえば「糖質オフダイエット」だ。

糖質＝太ると思っていませんか？昨今の糖質制限ダイエットのブームもあり糖質が悪者のようになっていますが、糖質は私たちの大切なエネルギー源でもあります。

女性はダイエット志向の高まりとともに「糖質は太るもと」という考え方が広まり、やせすぎの人が増加傾向にあり、エネルギー不足が原因で不調を訴える人も増えているようだ。

そこでオススメなのが、食生活を見直す“スローカロリーダイエット”です。

『スローカロリーダイエット』とは、糖質が含まれる一部の食べ物を摂って、ゆっくり消化・吸収させること。

カロリーの量ではなく大切なのは消化吸収速度とされ、食べ物のカロリーを量だけで判断するのではなく、「質」を重視するというものです。

同じ糖質でも、消化のスピードはさまざま。スローカロリーとは、ゆっくりと消化吸収される糖質や、糖質の摂り方のこと。糖質をスピードと質で評価する新しい考え方なのです。

「クイック補給できるのに、吸収はスロー」という次世代型の食スタイルです。そろそろ「カロリーゼロ志向」から「スローカロリー思考」へと移り変わる時代が来たのではないでしょうか。

食事をすると血糖値が上がります。この血糖値が急激に上がると、今度は血糖値を下げようとインスリンが大量に放出されます。一気に血糖値が下げられると、今度は血糖値が下がった分だけ、脂肪酸を作るようになります。

スローカロリーな糖質なら、血糖値の上昇も穏やかになり、太りにくいのだとか。

糖質が小腸でゆっくりと吸収されることで、太りにくい上に消化器官や血管に負担がかからず痩せ体質へと変えてくれるのです。

スローカロリーダイエットを行うときには、食べるものだけでなく、「食べる順番」にもルールがあります。

スローカロリーでとりたい糖質は玄米や大麦、雑穀米などの食物繊維が豊富な穀物が代表的です。

また豆腐・納豆・煮豆などの大豆類、ナッツ類の摂取、塩分を控えた焼き魚・煮魚・海藻類、砂糖は黒糖やきび砂糖、こんにゃく・きのこ・乾物類、そしてできれば玄米、雑穀米の米食を中心にすることです。

きのこ、海藻や根菜類など、歯ごたえがある食品というのは食物繊維が多く含まれています。またよく噛むことで満腹中枢が刺激されて無理なく食べ過ぎを防いでくれます。

スローカロリーダイエットを行うときには、食べるものだけでなく、「食べる順番」にも ルールがあります。

野菜や海草などの食物繊維が多く含まれたものから食べる。

肉や魚などの主菜を食べ、ご飯などの主食は最後に食べる。

スローカロリーでは食べ方も大切で、血糖値の急激な上昇を防ぐために、①野菜料理②たんぱく質③ごはんの順番に食べることを勧めています。

食べる順番はコース料理を思い出しましょう。前菜があってスープ、メイン、ご飯の順に食べると糖の消化吸収速度はかなり穏やかになるので脂肪になりにくいですよ。

食事には20分以上の時間をかけ、よく噛んで食べることも重要です。

一口30回噛むことを目標にしましょう。多く噛むことで消化器系の負担を軽くし、早食いが防止でき、満腹感も得られ、食事の量自体をセーブすることができます。

唾液は消化を助けます。消化を良くし、胃腸の負担を軽減する事で腸内環境の改善につながります。