「痩せるホラー映画の見方」3つのポイント
1.ドキドキを持続させるべし
2.リアクション芸人ばりに驚くべし
3.鑑賞は夜、ひとりでするべし
【消費カロリーの多い映画トップ10】
①シャイニング…184カロリー
1980年に制作されたホラー映画。スティーヴン・キング原作の同名小説をスタンリー・キューブリックが映画化した。コロラド州のロッキー山上にあるオーバールック・ホテル。小説家志望のジャック・トランスは、雪深く冬期には閉鎖されるこのホテルへ、管理人としての職を求めて来た。支配人のアルマンは、「このホテルは以前の管理人であるチャールズ・グレイディが、孤独に心を蝕まれたあげく家族を斧で惨殺し、自分も自殺したといういわく付きの物件だ」と語るが、全く気にしないジャックは、妻のウェンディ、一人息子のダニーと共に住み込むことを決める。ダニーは不思議な能力「輝き(Shining)」を持つ少年であり、この場所で様々な超常現象を目撃する。
②JAWS/ジョーズ…161カロリー
スティーヴン・スピルバーグ監督による1975年のアメリカ映画。原作は1974年に出版されたピーター・ベンチュリーによる同題の小説(日本では早川書房から1975年に刊行)。平和なビーチを襲う巨大人食いサメ(ホオジロザメ)の恐怖と、それに立ち向う人々を描いた作品。
③エクソシスト…158カロリー
1973年製作のアメリカ映画。ホラー作品でありながらアカデミー脚本賞受賞。題名となっているエクソシストとは、英語で”悪魔払い(カトリック教会のエクソシスム)の祈祷師”という意味である。
④エイリアン…152カロリー
1979年のアメリカ合衆国の映画。航行中の大型宇宙船という閉鎖空間の中で異星生物(エイリアン)に襲われる乗組員の恐怖と葛藤を描く。エイリアンのデザインは、現代シュールリアリズムの鬼才H.R.ギーガーが担当した。リドリー・スコットやシガニー・ウィーバーの出世作であると共にSFホラーの古典として知られ、続編やスピンオフが製作されている。 リドリー・スコット自身による本作の前日譚となる3D映画『プロメテウス』が2012年6月に世界各国で公開された。1980年の第52回アカデミー賞では視覚効果賞を受賞。同年第11回星雲賞映画演劇部門賞受賞。
⑤ソウ Saw…133カロリー
2004年に公開されたアメリカのスリラー映画。ソウシリーズの1作目。猟奇殺人鬼ジグソウによって密室に閉じ込められ、ゲームを強要させられた2人の男性を主軸に話が展開する。残酷なシーンが多いため、日本ではR15+指定。サンダンス映画祭において2004年1月に上映され、低予算ながら視聴者の意表をついて翻弄する技巧的なストーリー展開で好評を博した。
⑥エルム街の悪夢…118カロリー
1984年にアメリカで公開されたホラー映画。夢の中から人々を襲う殺人鬼フレディ・クルーガー(Freddy Krueger)の恐怖を描いている。本作のフレディは、後のシリーズで見られるブラックジョークなどは一切なく、冷酷な殺人鬼として描かれている。シリーズを通じてフレディを演じているのはロバート・イングランド。2010年にはリメイク版が公開された。
⑦パラノーマル・アクティビティ…111カロリー
2007年のアメリカ映画。モキュメンタリーの手法が使われている。タイトルの意味は“超常現象”。同棲中のカップル、ミカとケイティーは夜な夜な怪奇音に悩まされていた。その正体を暴くべくミカは高性能ハンディーカメラを購入、昼間の生活風景や夜の寝室を撮影することにした。そこに記録されていたものとは…
⑧ブレア・ウィッチ・プロジェクト…107カロリー
1999年公開のアメリカ映画。日本公開は1999年11月23日(祝日)全国松竹・東急系にて。全米公開は1999年7月30日。最初は7月16日に北米限定公開だったが、話題を呼び、拡大された。1998年製作のアメリカ映画『ジャージー・デビル・プロジェクト』と本作とどちらが先に完成したか、アメリカで物議を醸した。超低予算(6万ドル)・少人数で製作されながらも、全米興行収入1億4000万ドル、全世界興行収入2億4050万ドルという大ヒットを飛ばして話題となった。インディペンデント作品としては、異例の話題作。サンダンス・フィルム・フェスティバル’99正式作品。第52回カンヌ国際映画祭監督週間正式作品。DVD版のジャケットともなっている顔のアップは、世界中で使用されている有名なカットである。
⑨悪魔のいけにえ…105カロリー
1974年のアメリカ映画。日本での公開は1975年2月。R指定作品。米国テキサス州に帰郷した5人の男女が、人皮によって創られた仮面を被った大男「レザーフェイス」により殺害されていく様子を捉えたホラー作品。
⑩REC/レック…101カロリー
2007年にスペインで製作されたホラー映画。R-15指定。キャッチコピーは「何が起こっても撮り続ける―」 消防士を密着取材するために、通報があった建物に同行して来たレポーター一行。しかし、そこで見たものは未知の感染症に侵され、凶暴化した人々の姿だった。感染拡大を防ぐために建物は封鎖され、彼らは感染者ごと隔離されてしまう。