あー食べ過ぎちゃったな、、、という翌日にすべきこと

食べ過ぎた翌日のリセットの基本はひとつだけ。それは、「食物繊維を中心とした栄養価が豊富な野菜を、できる限りたっぷり食べること」です。

イメージとしては、朝昼晩の毎食に「両手の平いっぱい」の生野菜で、大体350gになります。加熱した野菜の場合は「片手の平いっぱい」くらい。

野菜に含まれる栄養素（ビタミンA、C、食物繊維、カルシウム、カリウムなど）を摂るために、毎日350g以上の野菜を食べることが推奨されています。

丸1日野菜しか食べちゃだめ、ということではありません。野菜をたっぷりめにしたら、ごはんや肉の量を普段の半分程度にするなど、調節してほかのものも食べれば、飲み疲れた体にエネルギーを充填（じゅうてん）して、免疫力を高めることもできるのです。

ちなみに食物繊維の目標摂取量は、１日あたり20～25ｇ（厚生労働省資料より）とされているので、キャベツやレタスだけで食物繊維を摂取しようとすると、サイズなどにもよりますがキャベツなら３～４個、レタスだと７～８個くらいは必要となります。

食事を制限すれば、 食べない 分、体重が減るのは当然。一方で、胃腸の働きは鈍り、体は飢餓状態だと錯覚。結果、カロリーを消費しない、脂肪を燃やさない、ダイエット効率の悪い体に陥ってしまうというわけです。

空腹の時間が長いと体は飢餓状態になってしまい、次に食べる時、必要以上に吸収がよくなってしまいます。また、その空腹の後に甘いものや炭水化物をいきなり食べると、血糖値は急上昇してしまいます。「食べない」ではなく、「バランスよく少なく食べる」ことを意識してみてください。