糖分をなかったことに？！「ギムネマ」がすごいらしい。

インド南部やインドネシア、アフリカなどの熱帯などに自生するカガイモ科の植物です。 小腸で糖の吸収を阻害する作用があるため糖を摂取しても体内には取り込まれません。

さらに、噛むとしばらく甘味を感じなくなり、糖分を摂りたくなくなるのが大きな特徴です。 甘いものが好きだったり、間食に悩んでいる人にはいいダイエット法かもしれません。

ギムネマの効果・効能は、糖分の吸収を抑制し血糖値の上昇押えることです。そのため糖尿病の予防や肥満防止(ダイエット)，便秘解消などが期待されています。

食後腸から糖質が吸収されるとそれを筋肉や細胞内に取り込むために膵臓からインスリンが分泌されます。糖尿病はインスリンの分泌量が少ないため糖質が細胞に吸収されずに、血糖値が上昇しすぎてしまう病気です。

ギムネマ酸が糖質の吸収を阻害するので、食後の急激な血糖値の上昇を抑えることができます。

ご飯やパン、麺類、イモ類などに腹含まれている炭水化物が胃や腸で分解され、産出されるのがブドウ糖です。ギムネマ酸は小腸でのブドウ糖の吸収を阻害するという働きにより、ダイエットに効果があると言われているのです。

ギムネマには甘味をなくすという作用があり、ギムネマを食べたあと、ケーキやチョコレートを食べても甘くない、という不思議な現象が起こるのです。

チョコレートやケーキ、シュークリームやジュースなど甘いものはおいしいのですが、カロリーはとてつもなく高い食べ物ですね。肥満の人はこういったカロリーの高い食べ物を好んでたくさん食べる傾向があります。甘いものを食べないだけで、摂取カロリーは下がります。

ギムネマを取り始めるとお腹が張る感覚(膨満感)やおならが出やすくなるなどの症状がでることがありますが、多くの場合一ヶ月程度で治まることが多いようです。一般的にはギムネマの重大な副作用は知られていません。

小腸での鉄の吸収を阻害する成分がありますので注意が必要です。サプリメントで摂取する場合は、そのような成分を除外したものなどもありますので、摂る前には説明などをよく読んで摂取するようにしてください。

ギムネマを利用してもカロリーの過剰摂取をしては、ダイエットになりません。甘味を抑える効果があると言われていても、甘くないからといって砂糖を入れて食事をしては意味がありません。ダイエットの基本は食事と運動です。その基本を守り、その上でギムネマの効果を利用することがダイエットを成功させると言えます。