ダイエットというと、激しい運動や、キツイ食事制限をイメージしがちですが、普段の生活の中で何気なく行ってしまっているNG習慣に気をつけるだけでも、太りづらい痩せ体質になることができます。そんな気を付けるべき生活習慣をまとめてみました。
浅い呼吸はNG!普段から深い呼吸を意識して基礎代謝UP!
出典:jinfo.jp
基礎代謝を上げる呼吸法はあるのでしょうか。 基礎代謝は、何もしていない状態でのエネルギーを消費することを意味しています。 眠っている間でも、エネルギーは消費されていますが、起きている時に呼吸の仕方を変えると、より多くのエネルギーが消費され改善されます。よく言われている呼吸の仕方は、腹式呼吸です。
痩せるためのかなめは基礎代謝にあり、そして十分な筋肉があってはじめて基礎代謝が十分に行われるのです。そして、誰もが死ぬまで絶対にやめないことが呼吸です。深い呼吸が基礎代謝を促進させ、腹式でやることにより筋肉の増加にもつながります。深い呼吸が、巷にあふれるどのようなダイエット方法よりも安全で確実に痩せる方法なのです。
腹式呼吸をすることで、腹横筋などの体幹部の筋肉に刺激を与えることができます。 体幹部の筋肉が刺激を受けることにより、筋力も上がり、改善につながるということになります。
腹式呼吸をするという方法は、日常の仕事中でも意識すればできる方法です。 通勤の電車やバスの中でも、意識さえすればどこでもできる方法です。
シャワーよりお風呂!消費カロリーは1.5倍以上!
同じ30分でもお風呂で消費するカロリーは84kcal、シャワーだと50kcalになり、その差は34kcal。
お風呂で汗をかくことは、体内に溜まっていた余分な水分や老廃物を排出することになるので、むくみの解消につながります。むくみの解消は、見た目をすっきりさせる上で、とても効果があります。
さらに、身体が芯から温まって汗をかくことで、身体全体の代謝が良くなります。毎日お風呂に入る習慣をつければ、自然と基礎代謝量(=何もしないでも消費されるカロリー)も増えることになり、結果としてダイエットにつながるわけです。
お風呂での消費カロリーをさらに上げる方法として高温反復入浴があります。この高温反復入浴とは42°~43°の高めの温度のお風呂に5分ほどの休憩をはさんで3~4回浸かるというものですが、体力の消耗も激しく心臓などへの負担も普通の入浴よりは大きくなります。体調に不安を感じている時などは控えた方が賢明でしょう。しかしこの高温反復入浴、300kカロリー以上の消費が期待できると言われています。
出典1回の入浴で何カロリー!?お風呂での消費カロリーは | iGotit
食事はしっかり3食食べる!3食の比率も重要!
朝食はしっかりとります。最近は朝食を食べない人も多いと思いますが、朝食をちゃんと食べることは、ダイエット的にもとても大切なことです。三食の中で、朝食で一番多くカロリーをとってもいいぐらいなんです。私は朝から丼ものを食べることもよくあります。
食事と食事の間が長くなりすぎると、身体はその分エネルギー不足になります。そうなると脳は自動的に防御機能を働かせて、次の食事の時に、少しでも多くのエネルギーを補充しようとします。同じ量を食べても、吸収の効率が必要以上に良くなってしまいます。朝食をとらないとすると、前の日の夕食から、次の日の昼食まで、場合によっては16時間以上もあくことがあります。朝食をとることをおすすめするのには、こういった理由もあります。
食事をきちんと3食取らないと、カロリーがないので、砂漠状態になります。つまり、カロリーの奪い合いが始まるわけですね。そしたら、一番カロリー消費が多いのは、体の中でどこか?そう、筋肉です。ですから、体は一番カロリー消費の多い筋肉をなるべく消そうと思って、筋肉の量を体から減らしてしまうんです。筋肉の量が減ってしまうと、消費カロリーが減ってしまい、痩せにくい体になってしまいます。
出典きちんと3食食べることが大切|成功するダイエットのやり方〜10キロ以上痩せた私の方法〜
ダイエット中でも、食事は1日3食きちんと食べることが大切ですが、その割合は”朝2:昼3:夕1”が理想的です。
出典ダイエット食事法
1日の最後の夕食は、他よりも軽めにしましょう。夜眠っている間に、最も活発に脂肪が合成、蓄積されますので、”脂肪”を極力避けたメニューにしましょう。
出典ダイエット食事法
姿勢を正して基礎代謝UP!
姿勢を正すと背筋(正しくは脊柱起立筋)を使うので、猫背よりは間違いなく消費カロリーがアップします。姿勢を良くすることで得られる筋肉は、姿勢の保持のために使われます。これは表面からはよくわからない、内部にある筋肉で、コアマッスル(深層筋)といいます。インナーマッスルとも呼ばれます。コアマッスルのダイエット効果は高く、ここを鍛えると、基礎代謝が現在よりも20パーセント向上するといわれています。脊柱起立筋を鍛えるだけで、毎日ジョギングを1時間しているのと、同等の消費カロリーを期待できるわけです。
出典姿勢を正すだけでカロリー消費 | ダイエットで痩せる方法とコツ
姿勢を正しているときは、もちろんカロリーを消費しますが、それだけではありません。いったん背筋が強化されれば、ソファーにゆったりしているときでも、睡眠中でも、発達した脊柱起立筋がカロリーを消費してくれるようになります。つまり姿勢を良くする習慣をつけるだけで、24時間、多くのカロリーを消費する体になれるということですね。
出典姿勢を正すだけでカロリー消費 | ダイエットで痩せる方法とコツ
正しい姿勢を保つだけで、肺活量を上げて、基礎代謝量を増やす効果があるということです。姿勢を正すと、ずれていた内臓が正しい位置に戻って、正常に働くようになるので、さらに基礎代謝量がアップする効果があります。
姿勢を正すと、全身にわずかしかない褐色脂肪細胞を活性化することにもなります。褐色脂肪細胞は白色脂肪細胞に働きかけて、脂肪を燃焼するように促します。体温を保持したり、食べたあとに体が温まるのも褐色脂肪細胞の働き。ですから褐色脂肪細胞は多いほうがいいですし、活性化させたほうが白色脂肪細胞が燃焼しやすくなります。そして、このような善玉の脂肪を活性化させるキッカケが、姿勢を良くすることなのです。
出典姿勢を正すだけでカロリー消費 | ダイエットで痩せる方法とコツ
出典:slism.jp
出典:slism.jp
しっかりとした睡眠を!睡眠不足はダイエットの敵です!
美肌のために睡眠が大切なことはよく知られていますが、ダイエットのためにも質の良い睡眠をとる必要があります。海外での研究によると、肥満度は7~8時間眠る人が最も低く、それより睡眠時間が短くても長くても肥満度が高くなります。どのくらい違うかというと、5時間睡眠の人は肥満率が50%アップし、4時間以下の睡眠ではなんと73%も上昇してしまいます。日本人の健康診断のデータを分析した研究でも、同じような結果が出ています。約2万人の日本人男性で平均睡眠時間と肥満のなりやすさを調べたところ、睡眠時間が5時間以上の人に比べて、5時間未満の人は肥満になりやすいことが分かりました。
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どうして睡眠時間が短いと、肥満になりやすいのでしょうか?それは、「レプチン」と「グレリン」というホルモンのバランスが崩れてしまうからです。レプチンは脂肪細胞が分泌する、食欲を抑えてくれるホルモンです。 一方、グレリンは胃で作られるホルモンで、食欲を増進する働きがあります。睡眠時間が短いと、満腹ホルモンのレプチンが減り、空腹ホルモンのグレリンが増えてしまいます。
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寝ている間にこの成長ホルモンが分泌され、脂肪分解作用が促進されます。
「3・3・7睡眠法」を使って、眠りの質をアップさせる!3・・・夜中の「3時」には眠っている3・・・眠りはじめの「3時間」はまとめて眠る7・・・1日トータルで「7時間」睡眠を目指す!