さいきん各所で話題になっている「サートフード」。これがサーチュイン遺伝子というアンチエイジング遺伝子を活性化させ、若さを保ち、ダイエットにも効果大だというのです。いったいどういうモノなの?! 教えて!
専門家たちが今、最も熱い視線を注ぐ「サートフード」と「サーチュイン遺伝子」とは。
脂肪燃焼、食欲減退、健康増進に効果があるとして、専門家たちが今、最も熱い視線を注ぐ、「サートフード」と呼ばれる食材
出典専門家が注目する最も熱いダイエット食材。サーチュイン遺伝子に作用する活性化物質を持つ「サートフード」食材とは? – エキサイトニュース
じゃあ、サーチュイン遺伝子・・・って、ナニ??
その検証のため、サートフードを37人の被験者に食べさせ続けてみる、という実験が近年、カナダのヨーク大学で行われた。
この食事は、最初の3日間は、野菜ジュース3杯とバランスのとれた食事1食という、サートフード中心の1000キロカロリーの献立であった。食事の内容は、まず味噌汁が供され、次に鶏肉(タンパク源)、ルッコラ、ケール、クレソン、オリーブのサラダのレモンドレッシング和え、そしてソバが出された。4日目以降は、野菜ジュース2杯とバランス食2食で1日に1500キロカロリーが摂取された。
出典専門家が注目する最も熱いダイエット食材。サーチュイン遺伝子に作用する活性化物質を持つ「サートフード」食材とは? : カラパイア
脂肪が平均3kg減少し、筋肉は0.8kg増えた。差し引きでは約2kgの体重減であった。
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内臓脂肪1Kg=消費カロリー7000kcal
出典
単純なカロリー制限ダイエットでは、週に1kg減が最大であることを考えると非常に効果的であるといえよう。しかも身体の構成まで変化するのだ。
出典専門家が注目する最も熱いダイエット食材。サーチュイン遺伝子に作用する活性化物質を持つ「サートフード」食材とは? : カラパイア
昨年、米コロンビア大学が実施した実験で、1gのココア(エピカテキンが豊富)を混ぜた牛乳または水1ℓを3ヶ月間飲んでもらったところ、中年の被験者19名の記憶力が30歳若返った。
出典専門家が注目する最も熱いダイエット食材。サーチュイン遺伝子に作用する活性化物質を持つ「サートフード」食材とは? – エキサイトニュース
豪モナシュ大学の研究者は、初期2型糖尿病の患者に毎日1gのウコンを摂取してもらったところ、作業記憶が改善したと報告している。
出典専門家が注目する最も熱いダイエット食材。サーチュイン遺伝子に作用する活性化物質を持つ「サートフード」食材とは? : カラパイア
●サーチュイン活性化ジュースのレシピ
また、ダイエットのばあい重要なのはカロリー量を70%に抑えること。
サーチュイン遺伝子の研究をしている金沢医科大学教授の古家大祐さんによれば、“腹七分目”の食事をすることで、この遺伝子をうまく働かせることができるという。
出典サーチュイン遺伝子を活性化させてダイエット・アンチエイジング
出典:dm-rg.net
古家さんはこう説明する。 「夢のような遺伝子、そういってもいいでしょうね。肌から髪の毛、筋肉、骨、内臓、脳…。頭のてっぺんからつま先まで、全身の老化にブレーキをかける遺伝子なのですから。この遺伝子をうまく活用すれば、誰でも簡単に、若く健康な体を維持できるようになるんですよ」
出典老化を防ぐサーチュイン遺伝子 「腹七分目」で活性化促進│NEWSポストセブン
「実はこのサーチュイン遺伝子をうまく働かすことができているのは、一部の人だけなんです。この遺伝子のスイッチがオンになっているかオフになっているかが、見た目年齢の違いを生んでいます」
出典老化を防ぐサーチュイン遺伝子 「腹七分目」で活性化促進│NEWSポストセブン
スイッチをオンにする方法は?
「カロリーを制限することです。特に“腹七分目”の食事がカギになります」(古家さん)
出典老化を防ぐサーチュイン遺伝子 「腹七分目」で活性化促進│NEWSポストセブン
「生命体は飢餓の恐れが出てくると、繁殖できるタイミングが整うまで生殖力を温存しようとする。つまり、老化を遅らせ、寿命をできるだけ延ばして、健康を維持させようとサーチュイン遺伝子のスイッチがはいり、自分の体の“品質管理”に精を出すようになるのです」(古家さん)
出典老化を防ぐサーチュイン遺伝子 「腹七分目」で活性化促進│NEWSポストセブン
それを証明した有名なアカゲザルの実験
研究は、研究開始時点で成体(7~14歳)だったアカゲザル76頭を対象に行われた。制限なく好きなだけ食べさせる群と、カロリーを30%減らした食餌を与える群に分け、その後の経過を観察した。1989年に開始された研究は20年に及んだ。飼育されているアカゲザルの寿命は27年ぐらいで、現在も生存しているのは33匹になった。 自由に食餌をとった群で生存しているのは約半数で、37%(14匹)が糖尿病やがん、心疾患、脳萎縮など加齢と関連の深い病気で死んだ。一方、カロリーを制限した群では80%が生存しており、加齢に関連する病気で死んだのは13%(5匹)で、制限なしのグループの3分の1にとどまった。
出典低カロリーの食事で寿命が延び健康的に サルで実証研究 | 資料室 | 糖尿病ネットワーク -生活エンジョイ物語