話題沸騰！ダイエットに！『蒸ししょうが』の効果がすごすぎる件について

生姜はたしかに身体をあたためてくれる効果があるのですが、 普通ですと一時的、部分的なものにすぎません。 それどころかむしろ、一時を過ぎれば身体の芯が冷えてくるなんてことも。

そうした原因には、生の生姜に含まれる「ジンゲロール」の存在があります。

ジンゲロールは、身体の指先など末端部分を温めてくれる効能はありますが、 その代りに身体の芯の部分を冷やしてしまう効果があるのです。

このジンゲロール、熱を加えたり乾燥させて水分をなくすことで、 「ショウガオール」という体の中から温めてくれる別の成分に変化します。

蒸ししょうがは、生の生姜を蒸して乾燥、水分をなくす作り方なので、ショウガオールの効果を存分に発揮、代謝を良くし体を芯から温める食べ物になっています。

しかも、生の生姜はほとんどショウガオールが含まれておらず、生の生姜と比較すると、400倍のショウガオールに変化します。

お湯などの、水分の温度が温かいものなら大丈夫ですが、乾燥させたウルトラ蒸ししょうがに、冷水などを加えて冷やしてしまいますと、「ショウガオール」が ⇒「ジンゲオール」に戻ってしまいます。

蒸しショウガの摂取量の目安は、１日２～３グラム。胸焼けする方は、１グラム程度の量に控る。刺激が強いので、過度に摂取すると、消化器を痛める恐れがある。

「肥満、女性に多い婦人病、不妊、そして最悪はガン……などですね。体温は、37度くらいあると、酵素の働きがよくなり、病気になりにくいのです。今からでも、体質を変えて、夏にも冬にも元気で過ごせるカラダにしていきましょう」

認知症(アルツハイマー病)などの神経変性疾患を防ぐ働きなどがある。

通勤や通学、買い物や家事など、体を動かす前。食べてから効きが表れるまで、おおよそ３０分かかるので、３０分前をめどに食べるとよい。

実際にダイエットに挑戦した３人中２人がダイエットに成功していた。

長崎市生まれ。イシハラクリニック副院長。医学生の頃から、父の石原結實とともにメキシコのゲルソン病院、ミュンヘン市民病院の自然療法科、イギリスのブリストル・キャンサー・ヘルプセンターなどを視察し、自然医学の基礎を養う。

2006年に帝京大学医学部を卒業後、大学病院での研修医を経て、イシハラクリニックにて漢方薬処方を中心とする診療を行う。とくに蒸しショウガによる温め健康法の免疫力アップに着目する。現在、クリニックでの診察をはじめ、テレビ、雑誌などで活躍中である。2児の母でもある。