【寝ながら痩せる！？】スリーピングダイエットで体脂肪を燃やす！

「寝ている間は絶対に食べれないが、カロリーは消費できる。それならたくさん眠るほど、その間に痩せられる。」という理論であり、これが眠れる森の美女‐ ”スリーピングビューティーダイエット”の始まりです。

最近、アメリカのテレビや雑誌などで『The Sleep Diet』（睡眠ダイエット）が注目されています。特に運動や食事制限などをしなくても、眠るだけで10週間に約8kgも痩せることができるといいます。

実際に、睡眠ダイエットを提唱するブルース博士がアメリカの人気女性雑誌、『Glamour』(グラマー)の協力でアメリカ人女性を対象に行った実験によると、食生活や運動習慣は全く変えずに毎日7.5時間の睡眠をとったところ、10週間後には約1.5kg～8kgまで体重が落ちたそうです。

正しい睡眠は、成長ホルモンの分泌を促し、一晩で300kcalものエネルギーを消費します。反対に正しい睡眠ができていない場合、成長ホルモンの分泌が約70％もダウン。約200kcalもの脂肪が蓄積されてしまいます。だからといって、ただたくさん寝たり早く寝ればいいというものではないのです。ここでいう正しい睡眠とは、「3・3・7の法則」の基づく睡眠こと。

次の日に身体がベストのパフォーマンスを発揮するためには、合計で一日7時間もの睡眠時間が必要とされています。しっかり身体を動かしたらその分休まないと、ダイエットを継続するのが難しくなってくるのです。飲み会等がない日は、睡眠時間を確保するために早くベッドに入りましょう。

お休みの前日、どんなに夜更かしをしたとしても３時までには眠るようにしましょう。人間の身体のサイクルでは、午前３時が最も深い眠りに入る時間であるからです。この時間には眠っていないと、身体の疲れも取れにくくなってしまいます。多く眠るだけではなく、時間帯にも気を配る必要があるんですね。

体脂肪の燃焼を促す成長ホルモンは、眠り始めの３時間前後で集中的に分泌されます。眠りが浅くて夜中に目が覚めてしまうという人も、始めの３時間は続けて眠っているのがベストです。深く眠れるように、寝る直前にスマホを見ないようにしたり、温かい飲み物を飲んだりと工夫してみるのも効果的。