あなたもやっていない??カロリー制限に潜む罠

ダイエットをしている人の中には、極端なカロリー制限をしている人も多いです。もちろん、食べなければ体重は減ります。しかし、それは本当に健康的なやせかたでしょうか?一生付き合っていく自分の体に声を傾けて、カロリーに惑わされず本当に必要なものを自分が必要とするだけ食べて、健康な体を手に入れましょう。

ダイエットといえばカロリー制限

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■カロリー制限に潜む大きな罠

危険1 タンパク質の不足

肉類や乳製品などの動物性タンパク質は、高カロリー・高脂肪という印象 がありますので、ダイエット中は避けてしまいがちです。でも、タンパク質が 不足するとカラダには様々な悪影響が出てしまうのです。

タンパク質が不足すると、筋肉の量が減ります。筋肉の 量が減るということは、基礎代謝の量も減るということです。代謝の量が減る と運動をしても脂肪が燃えにくくなり、ダイエットの効果が下がってしましま す。その他にも、抜け毛や貧血、下痢やむくみなどの症状が出る場合もありま す。

出典キケンな食事制限 1:タンパク質が少ない | ダイエットナビ | CLUB Panasonic

危険2 我慢しすぎの飢餓状態

極端な低カロリーダイエットは、人間の体を「飢餓状態」にしてしまいます。飢餓状態とは、体に入ってくる栄養があまりに少ないために、全ての栄養を基本的な生命維持に回して、その他には栄養が回らなくなる状態です。

栄養が行き渡らないところは障害が発生します。極端なカロリー制限ダイエットは、栄養摂取不良によって様々な障害が出るだけでなく、ホルモンの異常が起こることによって、重篤な事態を招く恐れもあります。

出典https://health-to-you.jp/deconditioning/teikorori0220/

危険3 食欲センサーの崩壊

人の脂肪細胞からは、食欲を抑制してくれるレプチンという物質が出ています。レプチンは脂肪量の多い人ほど、脂肪細胞から多く分泌されます。肥満で太っている人ほど、レプチンが分泌されるということですね。そして、脳にある満腹中枢に働きかけて、食欲を抑えるように働きます。そのほかレプチンは脂肪細胞に作用して、脂肪の分解・燃焼をうながす働きも持っています。

出典少しだけ食事量を減らす~レプチンが食欲を抑制 | ダイエットで痩せる方法とコツ

急激に食事量を減らす過激なダイエットでは、レプチンの分泌量が急激に減ることになり、脳に届くレプチンの量が激減する。そうなると、食欲抑制の可能性が全くなくなってしまうことに。

出典レプチンとは?~食欲を抑えるサイトカイン | ダイエットで痩せる方法とコツ

■ダイエットで意識するのはカロリーではない!

まずはタンパク質の摂取を第一に。カーボラストよりプロテインファースト

タンパク質は身体を構成する大切な栄養素であり、必須アミノ酸をきちんと摂れるよう、植物性も動物性もいろんなタンパク源を食べるようにする

一般的にはタンパク質の1日の摂取量の目安は体重1kgあたり、1~2g程度と言われます。ですから体重50kgの人なら50~100g/日、体重70kgの人なら70~140g/日、ということなります。

出典タンパク質の必要量|ダイエット教室

脂肪も勇気を出して摂取

脂質は糖や脂質の代謝にも関わる副腎皮質ホルモンや、性ホルモン(エストロゲンやテストステロン)の原料となるべき大切な栄養素。必要以上にカットしてしまうと必要なホルモンが産生されず、結果的に代謝機能が衰え、頑張っているのにあまり効果が得られない

出典【医師監修】糖質制限と脂質制限、ダイエットに向いているのは? | ヘルスケア大学

ダイエットを視野に入れないのであれば、一日の摂取カロリーの25%くらいの摂取が身体を無理なく維持する上でもっとも理想的な脂質摂取量といわれています。ですがダイエットを視野に入れるのあれば当然脂質摂取量を抑えることが求められ、20%くらいの摂取を目安にすると良いでしょう。

出典1日の脂質 摂取量 脂質について 3 / 変身! 正しいダイエット法 伝授

糖質の摂取は慎重に。目指すのは糖質量1食20グラム以下

糖質制限の目的は、血糖値やインスリン分泌の動きのコントロールにあります。理由は、高血糖やそれに伴う多量のインスリンという物質が分泌されることで、肥満や糖尿病を引き起こすことになるからです。

出典「ゆるい糖質制限ダイエット」がいい?|糖質ってなに? – 知る|糖質.jp

厳しい糖質制限ダイエット」で有名なのは、ロバート・アトキンス博士が提唱したアトキンス・ダイエットです。最初の2週間は、糖質を1日に20g以下しか取らず、その後は1食20g以内に抑えます。一方、リチャード・バーンスタイン博士は、1日の糖質量を130g以下とする糖質制限ダイエットを進めています。日本人の食事摂取基準で必要量としている260g※の約半分です。

出典「ゆるい糖質制限ダイエット」がいい?|糖質ってなに? – 知る|糖質.jp

何より健康が第一。一生続けられるようなダイエットをしよう

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