それも太ります…研究機関が発表『食べ物の新常識』とは？

医学や健康の常識は、どんどん変わっている。昨日まで正しいと思われていたことが、いつの間にか誤りとなっていることも少なくない。

肥満が心配な人の中には、糖質オフのアルコール飲料（発泡酒、酎ハイ、カクテルなど）を選ぶ人も多い

アルコール自体にもカロリーがあります。アルコールは優先的に消費されるのですが、それでも大量に飲むと余ったカロリーが体内に蓄えられる

「カロリーゼロ」の人工甘味料を使ったダイエット飲料も要注意。

人工甘味料入りのダイエット飲料を飲んでいる人でも、肥満や糖尿病のリスクが上がったことを示す研究結果がいくつかあります

カロリーゼロだからと安心して食べたり飲んだりしすぎると、より甘いものを欲しやすくなるので、トータルすると間食が増えたり、（中略）肥満や糖尿病のリスクが高まります

肉や揚げ物を意識して控えている人が多いのではないだろうか。だが、脂肪を目の敵にする考え方は時代遅れになりつつある

脂肪摂取の割合と体の脂肪のつき具合も関係ないことがわかってきています

ダイエット中は腹八分目がベスト？「それはウソ。腹八分目を心がけるだけではやせません。何を食べるかが問題。

控えめに食べることよりも健康的な食品を選択するほうが、結果的に摂取カロリーが低くなり減量に役立つと、米ペンシルベニア州立大の研究で明らかに。

みそ汁に焼き魚、漬物と塩分の多くなりがちな和食は、実は朝食に不向きなのだ。

国立がん研究センターの調査では、日本の伝統的な食事をとっている人に比べて、肉類やパン、コーヒーなど欧米型の食事を好む人のほうが死亡率は低かった

普段、美肌のために食べているものや行っているケアには、実は医学的な根拠がないものも多い

コラーゲンを食べても体内で分解されてアミノ酸になるだけだから、コラーゲンになるわけではない

国立健康・栄養研究所も「コラーゲンを食べても美肌、関節に期待する効果が出るかどうかは不明」としています。

肌に浸透させるために、ヒアルロン酸やコラーゲン入りの化粧水をたっぷり使った方がいいと思う」と回答した人の割合は58.2％

医学的観点からも「化粧水が肌に浸透する」ことは絶対にないそうです。

大根には『ジアスターゼ』や『リパーゼ』という消化酵素が含まれていますが、熱に弱く、50～70度で効果が失われてしまいます

大根は皮付近にビタミンCが集中しているので、皮をむくのもダメ。つまり、大根が活躍するおでんや煮物、味噌汁は、栄養がほぼゼロ！