つま先たたきって何?
つま先たたきは、左右の足のつま先をお互いにトントンとぶつけあう体操です。寝ながらでも座りながらでもできます。一見すると、「これで運動になるの?」と思うほど簡単ですが、実際にやってみると、さまざまな筋肉や関節が刺激されることが分かります。
つま先たたきのやり方
つま先たたきでは、まず、あおむけになるか、床に脚を伸ばして座ります。その体勢で、つま先を両側に開いたり、閉じたりします。閉じるときは、足の親指どうしがぶつかります。開いたときは、小指が床につくようにします。
つま先たたきのポイントは?
つま先たたきをするときは、足の付け根の「股関節」から足を回すのがポイントです。この動きを繰り返すことで、股関節が柔らかくなり、股関節周辺の血流が促されます。だから、つま先たたきを行う時は、つま先よりも股関節の動きに集中しましょう。
また、つま先たたきでは、骨盤や背骨に意識を向けます。骨盤や背骨は、私たちの体のバランスを整えるカギです。股関節を柔らかくし、股関節とつながる骨盤との位置関係を調整することで、背筋がすっと伸びるようになります。
つま先たたきをするとどんな良いことがある?
<つま先たたきをすると・・・>・足の筋肉を鍛えられて血行が促される・短時間で体の末端まで血液が流れ、全身が温まる・股関節周りの筋肉とじん帯が強化され、骨盤が本来あるべき位置に近く。姿勢がよくなる・股関節を通っている6つの経絡の流れがスムーズに・下丹田が強化され、気エネルギーの流れが円滑に
出典つま先たたきをするとどんないいことが? | イルチブレインヨガのつま先たたき
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そもそも、下半身太りには、骨盤と股関節が大きく関係しています。骨盤は、上半身を支える土台。骨盤がゆがむと、その上の背骨もゆがむので、体の各器官の働きを担う神経を圧迫し、内臓の働きが悪化してしまいます。それが、便秘や肥満をもたらすのです。また、ゆがんでいる骨盤は、周囲の筋肉を疲労させるため、代謝がダウンしてお尻周りや太ももに脂肪がつきやすくなります。
出典ダイエット~下半身痩せ | イルチブレインヨガのつま先たたき
また、骨盤の下にある股関節が硬い人も下半身が太りやすいとされます。股関節が硬くて両足の可動域が狭いと、足の筋肉の伸縮が悪くなり、下半身の血液を心臓に戻すポンプ機能が十分に働かなくなります。このため、血流が悪くなり、足全体の代謝ダウンしやすいのです。
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つま先たたきは、足を太ももの根元から動かして刺激することで、硬くなった股関節を柔らかくし、その上に乗っている骨盤のバランスも取り戻していきます。骨盤と股関節まわりを同時にほぐせるため、下半身の血行が良くなり、むくみにくくなります。また、日常生活では鍛えにくいインナーマッスルも刺激され、丹田強化にも役立ちます。
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