「42kg減! 華麗なるダイエット – カール・ラガーフェルト」の心に残った言葉

とにかくやり抜くんだと、ご自分で確信を持ってください。新しい生活になるために締め切りなんてないのですから。

ダイエットを始めるのは、あなたが幸せで、楽観的な時にしてください。

ただ黙々と自分一人で実行してください。フィットネスの話題なんて、病気がテーマと同じくらいくだらないものです。

ほんの少し前までは、飢餓が人間を苦しめていましたが、近い将来、栄養過多が人間を苦しめるようになると思っています。

過去の遺産を未来へつなげたくなかったのです。ボクは自分の過去の管理人にはなりたくなかったから、自分の未来を考え出す必要があったのです。

何回も体重を計ることは、ダイエットにとりつかれているようで、よくありません。

ダイエットにはユーモアのセンスが大切です。

そして特別な事をしようとしてはいけません。複雑になるばかりだからです。

太っている人か、体重オーバーの人だけが「あなたは痩せすぎですよ」と言います。

ダイエットをやるためには、空想力を結集しなければいけません。

肥満者は孤立こそしてはいないものの、除外されてしまっているのです。

実際は、自分が快適でいられる体重が適切で、理想体重を何キロかオーバーしていても問題ありません。

肥満は遺伝病にちがいないという主張は、あまりに乱暴で単純すぎるどころか、まったくの間違いです。

残念ながら私の知るかぎりでは、体重を下げたり、自分の努力なしに体重を安定させる薬はありません。

厳しすぎる、厳格すぎる、制限しすぎる、短期間で行う非人道的なダイエットは、ストレスや欲求不満になるので、失敗する恐れがあります。

ダイエットでは指示された処置を厳格に遵守する事が必要条件です。

受け入れる意思なしにダイエットを始めても、挫折してしまうのは必然です。

おなかいっぱいの時に、買い物リストを持って買い物に出かけてください。そして必要なだけのお金しか持たない事。きっと節約に役立つはずです。

ただ太りたくないだけという方も、自分のためにおいしい料理を作る事をぜったいに放棄しないでください。

ひとつだけ言っておきたいのは、タバコは内臓器官の働きに毒だという事です。

体がいい状態を保つには毎日15分くらいの運動で充分です。

よく人からボクは仕事中毒だといわれますが、ボクにとって仕事は仕事でなく、それをする事が心から好きなんです。

すべてをやり抜く事を、とても幸せに感じます。

自分を成り行きに任せる事だけはしないで。

あなたに一番あっている体重は、あなたが一番快適に過ごせる体重である