「新発想のダイエット法」食事や運動時に音楽を聞けばダイエット効果が飛躍的にアップする？！

実は“食事中の音楽が食欲をコントロールしている”ということをご存知でしょうか？　これを知っているとついつい早食いしてしまうのを防ぐことができるようです。そこで、今回は音楽（音）と食欲との関係について、詳しくご紹介したいと思います。

皆さん朝食はきちんと摂ってますか?ダイエットをしているから、朝は時間が無いから、朝は食べる気分がしない・・・などといって、朝食を抜いてしまったりはしていませんか?実はダイエットでは朝食をしっかり摂ることが近道であることをご存知でしたか？

朝食は1日を元気に過ごすためにも非常に重要です。こんな時に気持ちを落ち着かせてくれて、ゆったりと元気にさせてくれるような音楽を・・・

アップテンポの曲だと早食いに！米国ロヨラ大学のミリマン教授が、テンポの異なるBGMを流してカフェで食事のスピードが変わるのか、という実験をしました。1分間に口へ運ぶ回数を計測したところ、テンポが速いBGMの時は4.4回、テンポが遅いBGMの時は3.83回という結果になったそうです。テンポが速くなるとそれを聞く人の動きも早くなるということで、回転率をあげていきたいファストフードなどの飲食店では、よくアップテンポの曲が使われているそうです。

・単品（一皿）料理はできるだけ避ける。 ・単品料理を食べる時は、具の多いものを選ぶ。 ・かみごたえのある料理を選ぶ。 ・皿数の多い定食物がおすすめ。 ・揚げ物はできるだけ避ける。 ・ゆっくり時間をかけて食べる。

薄暗い照明とゆったりした音楽が摂取カロリーを抑える

ブライアン・ワンシンク教授の調査によれば、柔らかな照明とゆったりとした音楽は、摂取カロリーを減少させ、食事への満足を高めるということがわかりました。しかしこのワンシンク教授の調査では、食事をする人たちの店の滞在時間は、柔らかな照明とゆったりとした音楽によって長くなる傾向にあるものの、そのことと注文する料理の量には関連がないことがわかったのです。今回の調査では、照明と音楽の違いによって、なんと摂取カロリーが175キロカロリーも異なるという結果が出ています

ついつい食べ過ぎてしまう人にはスローテンポな曲がオススメです。このことを解き明かしたのはアメリカ・ニューヨーク州にあるコーネル大学のブライアン・ワンシンク教授のチーム。彼らの実験によると、明るく軽快な音楽が流れている所で食事をするより、店内を暗くしスローテンポのジャズバラードを流しながら食事をした方が１８％も摂取カロリーを抑えられたのです。ジャズバラードの力で美味しくカロリーを減らせるかもしれません。

食後、すぐに何か口にしたくなってしまう人やつまみ食い癖といったものがある人は音楽をかけるようにしていきましょう。音楽を聴いて集中力を出せば余計な摂取カロリーを抑えることができます。食事以外にお菓子などで摂取カロリーを高めてしまっている人には特にオススメのダイエット方法になります。

いざジョギングを始めてみると、初めのころは意気込んで行っていたものの段々飽きてくるという方も多いようです。初めは目標を定めて走ったり、新しいコースを開拓するのが面白いという方もいらっしゃいます。しかし、しばらくするとみる景色は全く同じでただひたすら走るのが苦痛になり、ジョギングを止めてしまう原因の1つになっています。 ジョギング中の飽きを解消するには、音楽を聴きながら走るという方法が最も効果的ではないでしょうか？音楽によっては、筋肉の収縮を促進させて動作がスムーズになる効果が期待できるものもあると考えられています。

食事中に音楽を聞く時は、ゆったりしたテンポで大きすぎない選曲を心がけると、よりおいしくし感じられたり、食べ過ぎないですむようです。食欲を上手くコントロールできない人は、是非試してみてはいかがでしょうか？

■機内食がすすまないのは飛行機のエンジン音のせい！マンチェスター大学のアンディ・ウッズ博士によると、飛行機のエンジン音を聞いた状態で、お菓子やパンケーキなどを食べてもらい、味覚への影響を調査しました。その結果、音が大きくなるにつれ、甘味も塩味も感じにくくなるという事が明らかになりました。飛行機の中で絶えず耳につくエンジン音は、味覚を鈍化させるということです。美味しく食事を食べるには、適度な音量も大切ということですね。