糖質制限ダイエットは危険かもしれない！？

ご飯やパンなどの糖質を控える「糖質制限食（ダイエット）」を５年以上続けると、死亡率が高くなるかもしれない

、国立国際医療研究センター病院糖尿病・代謝・内分泌科の能登洋医長らが２６日、米科学誌プロスワンで発表した。

つまり、糖質摂取→血糖値上昇→インスリン分泌→脂肪蓄積→肥満、という図式。

源流の糖質の摂取量を制御することで、肥満に向かう流れを断ち切ろうというのが、糖質制限ダイエットだ。

糖質制限ダイエットの特長はカロリー制限がないこと。

過剰な糖質制限で、脂肪が分解してできるケトン体という物質が血中に増え過ぎる危険な状態に陥ったという報告

炭水化物を総摂取カロリーの40％未満に抑える極端な糖質制限は、脂質やたんぱく 質の過剰摂取につながることが多い。

死亡率、脳卒中や心筋梗塞などの危険性が高まったという長期の追跡調査もある。

１日50グラム以下の極端な制限はやめたほうがいい。