すぐ実践できる！「運動前のコーヒー」のダイエット効果がすごかった

驚くべきことに、1000年以上も前の文献にはコーヒーの薬理効果が記されています。

6世紀のエチオピア。ある日、ヤギが赤い実を食べ興奮しているのを見たヤギ飼いのカルディは、不思議に思い、近くの修道院の僧侶に相談し、その実を食べてみました。すると、不思議なことに気分が爽快になったのです。これに驚いた僧侶は、修道院のほかの僧たちにも与えたところ、夜中の修行でも眠気が吹き飛ぶことが分かりました。それ以降、眠気覚ましの薬として飲用が始まったという伝説があります。

カフェインには、リパーゼという消化酵素の働きを活発にする効果があります。リパーゼは脂肪を分解する酵素です。脂肪はリパーゼによって脂肪酸とグリセリンに分解されなければ燃焼できません。

脂肪燃焼促進効果を高める成分は、カフェインだけじゃありません。コーヒー豆に含まれるクロロゲン酸という物質もカフェインに似た機能を備え、しかも抗酸化作用が強く、糖尿病予防などで医療関係者からも期待されているんです。

クロロゲン酸をできるだけ損なうことなく摂取するには、何より加熱し過ぎないことが大事。豆は深いりよりも、アメリカンタイプの浅いりがおすすめ

「コーヒーを飲むと30分後にはカフェインが血中に到達し、交感神経が優位となってそのまま5時間ほどは“体脂肪が燃えやすい状態”が続く。日常の都合のいいタイミングで有酸素運動を行うといい。きつい運動でなくても、姿勢を正してこまめに歩くなど簡単なこと、続けられることから始めるのがお薦め

運動を始める20～30分前にコーヒーを飲むと良いでしょう。 量を多く飲むほど効果が高まるというわけではないので、1杯のコーヒーを（なるべくブラックで）リラックスして飲みましょう。

○午前中に飲んだほうがいい（代謝が最も活性化するため）○浅煎りコーヒーがいい（クロロゲン酸が多い）○ツナなどアルギニンを含むものと一緒に飲む（脂肪が減少する、近畿大学）○インスタントよりドリップで入れる（クロロゲン酸が多い）○豆は少しずつ買って冷凍保存（出来るだけ新鮮に）

コーヒーの有効成分を効率よく吸収できるホットコーヒーがオススメですが、熱湯ではクロロゲン酸の成分が弱まってしまうため、少し冷ました80℃前後のお湯で入れるようにしましょう。

カフェインの摂取量の上限は１日に３００～３５０mlと言われています。コーヒー１杯は、濃さにもよりますが、だいたい１５０ml前後のカフェインが含まれているので、１日３杯くらいまでにしましょう。

カフェインにはストレスホルモンであるコルチゾールを体内で増加させる作用があり、カフェイン飲料の過剰摂取の原因で心拍数や血圧を上昇させて、身体にエネルギーを蓄えようと、脳に糖分を要求したり、筋肉を分解してしまい、ダイエットで取りたかった内臓脂肪を逆に増加させてしまう恐れがあります。

痩せる為のダイエットを実施している時には、睡眠時間は7～8時間の睡眠を取る事が肥満率が低くなるために大切