”スパイス白湯（さゆ）”で”デトックス”！　代謝アップでダイエット！

白湯とは、40～50度程度の温かいお湯のこと。飲むことでリンパの流れを良くして体に溜め込まれた脂肪や毒素を排出する効果があります。さらに、基礎代謝をアップさせて冷え性やむくみを改善するだけでなく、食欲抑制や便秘解消、利尿作用にも効果的なんですよ。

スパイスには、血行促進、脂肪燃焼、消化促進などさまざまな効能があり、インドなどの東洋医学では古くから民間療法として用いられてきました。スパイスは美容にも健康にも嬉しい食材なんです。

健康に良いとされる白湯にさまざまなスパイスを取り入れた飲みものが、スパイス白湯とよばれています。白湯のもともとの効能と、スパイスを組み合わせることによって相乗効果が高まり、ダイエットや美肌効果が得られていきます。

コリアンダーは解毒作用のほか、胃腸の保護、口臭予防、血管拡張や利尿作用などの効果が期待されています。

クミンには消化促進や胃腸の調子を整える働きがあり、海外のセレブの間ではダイエットスパイスとしても人気です。

スパイス白湯の作り方はとってもシンプル。

やかんのフタを開けたまま、お湯を沸騰させ10分ほど加熱し、水道水に含まれる不純物を除去していきます。フーフーしなくても飲める40度～50度の人肌程度まで冷まします。あとは、スパイスを3振り程度（およそ小さじ1／4）加えれば完成！

面倒な場合は、マグカップに水を加え電子レンジでチンしてスパイスを加えても良いですね。

基本となるのはクミンとコリアンダーです。 クミン３振り（約さじ1/4） コリアンダー３振り（約小さじ1/4） お湯100～150ml耐熱カップにクミンとコリアンダーを３振りずつ入れ、お湯を注ぎます。かき混ぜながらゆっくり飲みます。塩を一つまみ入れても美味しいです。

まずは「朝起きてすぐ飲む」ことをおすすめします。空腹時に飲むとスパイスの成分が吸収されやすく効果が早く出やすいです。

またスパイスの香りは空腹感を抑えてくれるので　食事の1時間前に飲むと食べ過ぎ予防にもなります。

クミンとコリアンダー入りの「基本スパイス白湯」でも十分に効果がありますが、さらに効果を感じてもらうためにプラスαで　効能別のスパイスを紹介します。

ジンジャーには血行を良くして、体を温めて代謝を良くする働きがあります。朝や夜飲むと体温が上がって腸も良く働き、便秘が解消しやすくなります。

作り方基本スパイス（コリアンダー3振り、クミン3振り）の白湯にジンジャー３～４振り入れます。

ストレスがあるときの腹痛や、冷えでお腹が　ゆるいときなど腸のトラブルの緩和には　ブラックペッパーがおすすめ　辛味成分が血流を良くして、胃腸を温めます。

作り方基本スパイスの白湯にブラックペッパー2振り、塩１つまみ入れます。

腹痛などの月経トラブルは血流が滞るのが一因です。ガラムマサラは複数のスパイスを合わせたもので血の巡りを良くします。フェンネルは女性ホルモンの調整役として働きます。

作り方基本スパイスの白湯にフェンネル入りガラムマサラ3振り入れる

効能別のスパイス白湯を紹介しましたが最強スパイスの組み合わせは　基本スパイス（クミン＋コリアンダー）白湯にジンジャーとガラムマサラのスパイスです。基本スパイス白湯にジンジャー２振り、ガラムマサラ1振りを入れます。

汗をかきやすくなり、お肌の調子も良くなりますよ。ただ胃腸が弱い方はスパイスの量を半分にするなど少量から試してくださいね。

家に置きっぱなしになっている調味料を日々飲んでいる白湯にいれるだけで、白湯の効果がさらにアップするスパイス白湯。日常的に不調を感じている方は、ぜひ試してみてはいかがだろうか。