女性が一番気になるのは全体的な体のバランスですよね。その見た目のバランスを決めるのに一番重要なのが「骨盤」です。産後にいくらダイエットをしてもこの骨盤が開いたままだと、理想のスタイルになることは出来ません。その骨盤を矯正する方法をご紹介します。
産後はスタイルが崩れやすい
今までつかなかったところ…特にお腹まわり、腰回りにお肉がつくようになり、脂肪の浮き輪をつけている様な体型になっていきます。
出典スタイルが崩れやすい妊娠中と産後。どうすればいいの!?①|補整下着「株式会社リアン」のブログ
特に産後のお悩みとして多いのが、この「腰回りの脂肪」と、「垂れ下がってしまうバスト」なんです。
出典スタイルが崩れやすい妊娠中と産後。どうすればいいの!?①|補整下着「株式会社リアン」のブログ
産後に体重が増えた・体のラインが崩れたと感じる女性が多くなる
出典妊娠・出産で体はやっぱり崩れるの? – 4 – 30代女子の妊活コラム – ベビー&マタニティ特集 – MSNライフスタイル
そんなスタイルの崩れの原因になっているのが
産後の身体がこんなにもラインが崩れてしまっているのは、体内に赤ちゃんがいた状態から、風船から空気が抜けたような状態になっているから
出産を終えても産後も約6ヶ月くらいはホルモンが分泌し、骨盤は不安定な状態といえます。
骨盤の歪みや、不安定性は、腰痛、肩こり、頭痛、坐骨神経痛、慢性疲労など様々な症状から、女性の気になるスタイルやプロポーションの崩れる原因となる
骨盤の歪みは上半身、下半身、あらゆるところに影響を及ぼします。お尻が垂れる、四角く大きくなる、むくみやすくなる、下半身太りなどプロポーションが崩れる大きな原因となります
一番の原因は骨盤
妊娠3ヶ月~産後数日の間、女性ホルモンの1つ「リラキシン」(relaxin)が卵巣から分泌されます。これは、赤ちゃんがスムーズに出てこられるように骨盤・恥骨結合部を柔軟にして産道を広げ、出産を助けてくれるホルモンです
骨盤周辺全体的に関節・筋肉・腱が緩んでしまう為、普段より身体に負担がかかりやすくなる上に、重たくなるお腹の影響で骨盤の歪みが生じたり、産後も骨盤の開きが残ってしまったりします
「出産後、腰痛や尿もれに悩まされてます」そんなママも多いはず。実はそれ、骨盤のゆがみが原因かもしれません。
骨盤の歪みチェック法
鏡に足裏を向けて仰向けになり、鏡の中心線に身体の中心を合わせて自然に力を抜いた状態で足の爪先を見ます。爪先とかかとがきれいなVの字になっていなければ骨盤が曲がっている可能性があります。
仰向けに寝て両足を腰幅に開く。左右の骨盤の1番高いところに親指を、床に中指をつけてその高さを比べる。正常な場合は左右の高さが同じになります。
背筋を伸ばして正座する。肋骨の下に親指、骨盤の上に中指または人差し指をあてて、その長さ(高さ)を比べる。正常な場合は長さ(高さ)が同じになります。
骨盤の歪み矯正法
1.アップダウン骨盤体操壁に片手をついて胸を張ったまま 片足を前に直角にまで上げる 1秒止め 今度はその足を伸ばして後ろに上げる 左右それぞれ1日30回
2.セクシーグラビア骨盤体操手は前でクロスして胸を隠すポーズ そのままお尻を突きだすように腰から前屈する 1日30回
3.尺取(しゃくとり)骨盤体操 床に腰を下ろし 手を後ろにつく 足を上げたまま 胸の方に引き寄せる その時上半身も寄せる感じで 尺取虫のように曲げたり伸ばしたりする 1日20回
骨盤矯正の注意点
妊娠中はもちろん、産後2か月くらいの時期まで骨盤矯正を行うことはやめましょう。
骨盤がやわらかいのは産後1年程度までと言われています。最も安全に骨盤矯正をすることができるのは、産後2か月から6か月くらいの時期でしょう
骨盤は日常生活のちょっとした行動で歪みを生みます。骨盤矯正を行ってもそれがまた歪んでしまうような生活をしては意味がありません。普段から足を組む、猫背になる、高いヒールを履く、全く運動をしないなどに気を付けるようにします