ダイエット中も満足！少しの食事量で満腹感を得る１０のポイント

満腹感に比べて複雑だと言われているのが、空腹を感じるメカニズムです

胃の中の量や血糖値の低下だけではなく、他の要因から食欲がわくのではないかと考えられています

たくさん食べたはずのに、食後に大好きなデザートが出てきたらペロリと食べられてしまったり、あまり食べていなくても緊張する仕事の最中には空腹感を感じなかったり

視覚、聴覚、嗅覚、記憶などから入った情報が脳を刺激し、食欲を生み出すと考えられています

お盆やランチョンマットの上に置ける食器の数は限られています

そこからはみ出ることがないように、食器をキレイに並べれば、見た目も良いし、食べ過ぎを防ぐことができます

彩りの良い食器やランチョンマットを上手に使えば、視覚からも食事を楽しむことができます

食事を盛り付けるお皿は、大皿よりも小鉢の方がおススメです

同じ量のおかずでも、大皿に盛り付けると少なく見え、小鉢に盛り付けると多く見えます

いろいろな食材を小鉢に盛り付けることで、視覚からも満足感を得ることができます

あたたかい汁物は、食事の満足感をぐんと高めてくれるダイエットの強い味方です

お味噌汁などはあまり具材を選ばないので、海藻、野菜、キノコ、お豆腐など、とりたい食材を手軽に献立に組み入れることが出来ます

汁物の中でも特におすすめしたいのは野菜スープ。くたくたに煮込んだお野菜はおなかにもやさしく、ちょっと小腹がすいたときや、朝食のメニューとしても重宝します

汁物をさらに満足な一品にしてくれるのは“とろみ”。何の汁物でも水溶き片栗粉でトロトロさせて。とろみは汁より固形的な食感があり“食べた感”がUPします

冬は体を温めてくれるし、夏は冷たく冷やすと清涼感あるスープになり負担なく体温を下げます

早食い習慣のあるひとは柔らかいものばかり食べずに、噛み応えのあるものを積極的に取り入れましょう

あえて食べにくい骨付きの魚や肉をおかずにする、根菜類やきのこなど噛まないと食べられないものを副菜にする、といった具合です

噛み応えを良くして、咀嚼による満腹感を得るためには、野菜はゴロっと大きく切るのがおススメです

火を通しすぎず固めにして、より噛み応えをアップさせるとよいです

オイル入りのドレッシングやマヨネーズはとても脂肪分が多く高カロリーです

サラダ自体のカロリーはとても低カロリーなのですが、ドレッシングやマヨネーズをたっぷりかけてしまうと、とても高カロリーな食べ物になってしまいます

また、ドレッシングやマヨネーズは塩分が多いのでとりすぎに気をつけましょう

ダイエットというと真っ先に油分を抜きがちですが、脂分が極端に少ない料理では、食べても満腹感が得られません

1日にスプーン1杯程度の油は糖尿病食でもOKで、むしろ分量を守れば勧められています

食事をしはじめてから、血糖値があがり満腹中枢が満腹と感じるまでには約20分間かかります

早食いは脳の満腹中枢が機能し出す前に食べ終わってしまうので、満腹感を得られず、さらに食べてしまうという悪循環をうみます

ダイエット中は満腹中枢がしっかり働くように、できるだけゆっくり食べましょう

おかわりをする前に「本当に食べる必要があるのか」を考えましょう

満腹中枢が満腹感を感じていなかったり、ただおいしいから食べてしまっているだけなのかもしれません

ダイエット中は腹八分目くらいがちょうど良いので、それ以上食べたら満腹になってしまわないかなども考えましょう