“やせてる人は共通して分泌量が多い”やせるホルモンを増やす方法

運動をしていない方や、食事に気を付けていない方でも太りにくくさせる物質

痩せるホルモンとはGLP-1と呼ばれており、GLP-1の量が多い人、よく摂取する人、体質的に効きやすい人が痩せやすい体質になります。

やせるホルモンGLP-1は小腸で作られる消化管ホルモンです。

GLP-1は従来はホルモンとして研究されてきましたが、今は有力な糖尿病の新薬として注目されています。

GLP-1はどんな人の身体でも分泌されているホルモン、特にご飯を食べた後GLP-1ホルモンの分泌量がぐんと増え、様々な効果を発揮する

GLP-1は食後に分泌されるホルモンで、満腹中枢を刺激したり食べ物の胃から腸への移動を緩やかにすることで血糖値の上昇を緩やかにしたり、すい臓の働きをUPさせてインスリンの分泌の出を良くしたりします。

GLP-1は、食事をとって血糖値が上がると、小腸にあるL細胞から分泌され、すい臓のβ細胞表面にあるGLP-1の鍵穴（受容体）にくっつき、β細胞内からインスリンを分泌させます。

食べているのに全然太らない人は普通の人よりＧＬＰ-１の分泌量が多い可能性が高いようです。

ある痩せている人のGLP-1の分泌量は食前に比べて約5倍も分泌されていました。太っている人は逆に3/5以下の分泌量しかありませんでした。

増える量が人によって個人差があります。だから、何を食べても太りにくい人と、努力を重ねても太りやすい人の差が出てくる

GLP-1は脳の満腹中枢を刺激し、必要以上の食べ過ぎを抑える効果があります。

食べたものが胃から腸へ送られる時間を遅らせる効果があり、満腹感が持続します。

GLP-1にはすい臓をパワーアップさせる効果があり、血糖を上げるインスリンの量が格段に向上する

善玉オイルの『オリーブ油』がこのGLP-1の分泌をふやすことが知られています。

サバの身に多く含まれている栄養素EPAがGLP-1を出す細胞に働いてGLP-1をより出しやすくなる可能性がある。

EPAがダントツで多く含まれているのがサバですが、市販のサバ缶であれば栄養分が凝縮されていますのでより効率的に摂ることができます。

ウコンに含まれるクルクミンを摂取することでGLP-1の量を増やすことが可能と言えます。