それ本当に今食べたいの？ニセモノの食欲に騙されずに痩せる方法

食欲の正体を知ることで、自分の食欲を疑うことができます。

食べたいという欲求は、栄養やエネルギーを補給せよという、人間が命を維持していくために必要なメカニズムです。人間の三大欲求のひとつでもあります。

ところが、「食べたい欲求」 は必要なものを補給しなきゃいけない時だけ感じるのではなく、五感や記憶や感情や気持ちや、いろんなことに影響されて、身体的には満たされている時にも感じたりします。

つまり食欲には、「ホンモノの食欲」 と 「ニセモノの食欲」 があるんです。

食べたい！と思ったらまずは、その食欲が本物の食欲なのか見極める習慣をつけましょう

食事を摂らない時間が長く続くと、血中のエネルギー不足を補うと同時に、脳内では糖質不足を感知し強い空腹感を与えて食欲を導きます。これが「本当の食欲」です。

本物の食欲とは、「栄養が不足して、おなかがすいたよ」と体が送ってくる本物の空腹感によって感じる食欲です。

この本物の食欲は、しっかりと食べると落ち着いてくれます。

「疲れているから甘いものが欲しい」「食後のデザート」「飲み会の〆はラーメン」など生きるために必要ではないはずなのに、わいてくる食欲はすべて偽物の食欲です。

このニセの食欲は、もともと栄養が不足していることによって生じているものではないので、どれだけたくさん食べたとしても、満足してくれないのです。

ニセの食欲は、不快な感情によるものなど、精神面に原因があるものと、おいしそうなものを見たこと、おいしそうなにおいをかいだこと、おいしいものを食べたことなど、五感への刺激が原因となるものがあります。

人間が生きるために必要な食欲ではありません。

これに従ってばかりいては、当然、体はエネルギー過多となり、太ってしまうことに

ニセモノの食欲とはそういったものですから、ダイエット成功のためには、ホンモノとニセモノを見分けること、そして、「ニセモノの食欲 をどうやって抑えるか」 ということがカギを握っている

生理的な食欲以外の食欲を断ち切ることができたら、当然それだけでひとは標準体型になれます。

食べたいと思ったときは本当にお腹が空いているのかしっかりと見極めることが大切

ニセの食欲は時間がたつにつれて薄れていくんです

どうしても○○が食べたい！となってしまったら、30分だけ我慢してみましょう。

「いまは食べないけど30分後なら食べて良い」と考えてみてください。30分後に「別に食べなくても良いや」と考え方が変わっていることをあなたは発見するでしょう。

30分我慢すればほとんどの感情的な食欲は打破することができます。

じっと食べ物のことばかり考えていては逆効果

ニセの食欲は、脳が自ら生み出したもの。それによって欲する食べ物は、エネルギーとしては必要のないものです。

食べる前にわざと別のことをするといったことで興奮した気持ちをいったん静めると、理性を働かせやすい

掃除をするとか歯を磨くとかお風呂に入るのもいいかも

趣味がある人は趣味に打ち込むこともおすすめ後は寝るっていうのも一つの方法かもしれません

食べたい！と思ったら食べることと同時に行えないことをするのが食欲を抑えるポイント