ダイエット中、カロリーを控えている人はお酒を我慢していることも多いと思いますが、正しく飲酒のことを理解することで、低カロリーの太らない飲酒を楽しめるかもしれません。カロリーを抑えた飲み方やおつまみについて、まとめてみました。
ダイエットの大敵!
お酒は食欲を増進させるだけではなく、お酒自体やおつまみも高カロリーのため、肥満や高血糖を引き起こします。
残念なことにアルコールには脂肪の代謝を抑制する働きがあります。つまりお酒を飲むと体脂肪が減りにくくなります。
アルコールは肝臓で分解され、中性脂肪の合成を促進する働きを持っています。中性脂肪は脂肪肝を招くほか、動脈硬化を進行させ、心筋梗塞や脳梗塞などの病気を引き起こします。
適量が大切
アルコールが代謝される際にもエネルギーは使われますが、使われるのは微量で、食べた分がゼロになったりはしません。
出典【カロリー表】お酒とおつまみ [カロリー計算・カロリー表] All About
飲酒量が多くなるとエネルギ-効率が悪くなると言われています。適量飲酒ではアルコールの1/3が肝臓で処理され、残りの2/3がエネルギー源として利用されると考えられています。
適量には個人差があり、同じ人であってもその日の状態によって酔い具合が異なるため、一概にいうことはできません。
出典適正飲酒のすすめ | 知っておこう!上手な飲み方、付き合い方 | サッポロビール
一般的に、約1~2単位のお酒を限度とするようにすすめています。純アルコール量にして約20~40g。このくらいの量であれば、ほどよくお酒を楽しめるというわけです。
出典適正飲酒のすすめ | 知っておこう!上手な飲み方、付き合い方 | サッポロビール
アルコール摂取量の基準とされるお酒の1単位とは、純アルコールに換算して20gです。この1単位を各種アルコール飲料に換算すると、ビールは中びん1本(500ml)、日本酒は1合(180ml)、ウイスキーはダブル1杯(60ml)、焼酎0.6合(110ml)が目安となります
ダイエット中の適量は?
ダイエット時のアルコールの適量は、1日100~200kcalを目安にしましょう。アルコールは度合いが高いものほど高カロリーになります。
ビールや日本酒、ワインなどの、醸造酒やカクテル、梅酒などは糖質を含むため太りやすく、内蔵脂肪を増やす原因となります。いわゆるビール腹を作る元。
一方、焼酎やウイスキー、ウォッカなどの蒸留酒は、アルコール以外のカロリーが含まれないので、蒸留酒だけを飲む分にはカロリーゼロ。これだけを飲んでいて太ることはありませんし、蒸留酒の場合、お水で割って飲むと、アルコール度数も抑えられるという利点もあります。
お酒とおつまみの相性
お酒で太るんじゃない、お酒と一緒に食べるおつまみで太るんだよ、とよく言います。
出典お酒大好き女子に告ぐ!飲んでも太らない飲み方のコツ | 美容ブログ [女性の美学]
お酒を飲んで肥満になるのは、お酒と一緒に食べた肴のカロリーが体内に蓄積するためです。アルコールは食事で取った脂肪の代謝を抑制することから中性脂肪が高い高脂血症の重要な原因とされています。
お酒だけ飲む、ということはほとんどないですよね。やはり何かしらのおつまみと一緒に飲むことが多いでしょう。このおつまみに注意することも、太らないコツです。
出典お酒大好き女子に告ぐ!飲んでも太らない飲み方のコツ | 美容ブログ [女性の美学]
なるべくよく噛めるもので低カロリー、低脂肪で、高たんぱくなものをとるようにしましょう。
枝豆、かまぼこ、キムチ、煮もの、刺身、揚げだし豆腐、冷ややっこ、おでん、もろきゅう、焼き鳥(塩)、あさりの酒蒸し、酢の物、ほうれんそうのおひたし、などがおススメ。
出典お酒大好き女子に告ぐ!飲んでも太らない飲み方のコツ | 美容ブログ [女性の美学]
一般的に、揚げ物は脂肪分が多くてカロリーが高いうえに、悪玉コレステロールを増やすので、ダイエット中には控えるべき食べ物だとされています。 しかし、揚げ物にレモンをかけることで、酸化した油を中和させ、代謝が悪くなるのを防ぐことができるのです。
お酢もレモンと同様に、酸化した油を中和させる作用があります。天ぷらにお酢という組み合わせが良いですね。天つゆに少量のお酢を混ぜてみて下さい。