美の伝道者たち…海外セレブが実践していた様々なダイエット法

世界でも美しさをとことん追求する人たちといえば、なんといっても海外セレブ。

世界各国から生まれるさまざまなダイエット法や美容法を、貪欲かつ果敢に取り組んでいくいわば“美の探究者”たちとも言えます。

彼女たちは涼しい顔をしていても、裏では壮絶で涙ぐましいダイエットを行っているんです。

いったい彼女たちの減量法とはどんなものなのでしょうか？

ティーンや音楽業界のみならず、今や全世界のファッション関係者の注目の的ともなっているテイラー・スウィフト

超多忙な彼女がプロポーションを保つために行っていたダイエット法が”ローフードダイエット”

名前の通りRaw　Food（生の食事）で、加工されていない生の食事を食べる

生きた食物酵素を体内に摂り入れることができ、限りある体の代謝酵素や消化酵素の消費が節約できます。

貯蓄したエネルギーを体内のデトックスや新陳代謝を上げるために使うよう促すのが「ローフードダイエット」の痩せ理論となります。

美しくなるためには努力やお金も惜しまず、様々なダイエットを試して来たというキム・カーダシアン

そんな彼女は2013年にカニエ・ウエストとの子供を出産し、出産後で約20キロの減量に成功

アトキンス・ダイエットとは、アメリカの医師“ロバート・アトキンス”博士が考案した、糖質を制限したダイエット法

キムは、このダイエット方法に従い、1日2,000キロカロリーになるように、健康的な脂肪分とプロテインを中心に食べていたとの事。

一部の専門家の間では、低炭水化物ダイエットの危険性を訴えていますが、アトキン医師は実際にクリニカルデータを用いて実証されているダイエット方法だと説明しています

ビヨンセも実践したと言われる『マスター・クレンズ』というダイエット法。

毎朝起きてすぐの空腹状態で塩水を飲む、“ソルトウォーターバッシング”で体内の消化器官を洗浄

レモン、カイエンペッパー、メープルシロップでドリンクを作って飲みながら７日から10日程、断食をして体内をきれいにリセットする

血流が良くなるほか、代謝もアップして痩せやすい身体になるこのダイエット方法ですが、内容がいささかハード。

そのため、ビヨンセは専属トレーナーの直接指導を受けて行ったそう。

ダイエットのためヴィーガンになったアヴリル。

生活の90％はビーガンで過ごしているそう

ビーガンとは、肉だけでなく、卵や乳製品など、全ての動物由来の食べ物を食べてはいけないという厳格な菜食主義のタイプのこと。

残りの10%はファストフードも食べるようにしているとのことです。

いろいろと試しながら、自分にいちばん合う食事法、ひいてはライフスタイルを築くのは良いことですよね。

サラ・ジェシカの基本的な食事は、なるべく脂質を避けること

しかし、それだけではなく、きちんとダイエットしたいときには“ゾーン・ダイエット”に取り組みました。

ゾーンダイエットとは、アメリカの生物学者であるシアーズ博士が考案したダイエット法で、ホルモンの働きを応用したダイエットです。

1日の食事のうち炭水化物とタンパク質、脂肪のカロリーバランスを“4：3：3”の割合で摂取することで、身体がホルモンバランスの取れた「ゾーン状態」になるのだそう。

「ゾーン状態」に入ると空腹を感じにくくなり、体脂肪が燃焼しやすくなるのだとか。

よって、食べ過ぎることもなくなるので体脂肪も自然と落ち、安定した血糖値のおかげで頭もスッキリとした状態で健康的にやせれるのです。

ヴィクトリア・ベッカムが「大好き」と公言してやまないダイエットは、「アルカリ性ダイエット」

まず食べ物を酸性とアルカリ性に分類し、1日の食事の70％をアルカリ性の食品にします。

体内のphバランスを整え、肝臓や腎臓の負担を減らして腸の働きを活発にすることによって痩せやすい体質に導く、というもの。

例えば野菜や果物は、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルが残ります。これらのミネラルはアルカリ性ですのでアルカリ性食品

肉や魚、お米などを燃やした灰の成分は硫黄、塩素、リンなどで、これらのミネラルは体内に入ると、リン酸、硫酸、塩酸になりますので、これらの食品は酸性食品と呼ばれています。

ケイティ・ペリーが実践しているのが“Mプランダイエット”。

「M」とは、実はマッシュルームの頭文字。

1日1食、出来ればランチかディナーにマッシュルームやキノコをメインにした料理を食べるだけ

2週間毎日続ければ、お腹周りの頑固な脂肪が落ちてくるなど、その効果が確実に現れる

ダイエットは、バストから痩せていく傾向が見られますが、キノコ類を取り入れたダイエットは「お腹から痩せる」という科学データも出ていて、相対的にバストがキレイに見える

アン・ハサウェイはオートミールを使って2ヶ月で11kgの減量

オートミールとは、オーツ麦を脱穀後に蒸して潰したもの。

アンはこれを小さい板状に（おせんべいのように？）乾燥させて1日2枚食べたそう

アン・ハサウェイがダイエットを行ったのは、映画『ラ・ミゼラブル』の役作りのため。

あくまでも「死んでいく」役作りなので、絶対に真似しないで、と彼女も説明しています。

クリスティーナ・アギレラは、セブンデイ・カラー・ダイエットという変わった方法に挑戦。

月曜日は白、火曜日は赤、水曜日は緑、木曜日はオレンジ、金曜日は紫、土曜日は黄色というように1日1食“決められた色の食材だけを食べる”というダイエット。

日曜日はレインボーの日で、どの色のものでも食べていいという。

偏りがちにはなりますが、色の指定をすることで野菜やフルーツを積極的に摂取することが狙いです。

斬新かつ楽しそうなダイエットですが、栄養学上の根拠は示されておらず、ダイエット法としても保証されたものではありません。

レディーガガは、食事をスムージーと野菜スープに置き換え、トレーニングをプラスしたところ、なんと2か月で13キロも痩せたとか。

サラダで食べる量よりも、グリーンスムージーのほうが、たくさんの量の葉野菜を摂取することができます。

生野菜や果物に多く含まれる酵素は、基礎代謝を上げるのに効果的

脂肪を燃やすのはもちろん、身体に不要な老廃物を外に排出してくれる効果もあるのだそう。

身体の中から綺麗になると、若々しさも保つことも出来ますしアンチエイジングにも効果的です。

ジェシカシンプソンはあるダイエット法を取り入れて、2ヶ月で11kgの減量に成功ました。

そのダイエット法とは「ファイブファクターダイエット」。

大きなルールは、食事を3回ではなく、朝ごはん、間食、お昼ごはん、間食、夜ごはんというように、5回に分けて食事をすること

1日5回に増やすことで、食事の間隔が3時間程度と短くなるので、空腹感によるイライラを防ぎます。

さらに空腹のときにいきなり食事をすることを避けることができるため、急激な血糖値の上昇を抑え、太りにくい体になります。