白砂糖断ちしたい。でも甘いものは好きさん、糖質チェンジしてみない？

白砂糖を摂取すると、体内の血糖値が一気に上昇します。

あがった血糖値を下げるために、すい臓から「インスリン」が大量に分泌されて低血糖になります。

血糖値が急激に下がると、身体がタンパク質を分解してアミノ酸からエネルギーを作ろうとするので、今度はアミノ酸が不足します。

低血糖などによりノルアドレナリン濃度が、急上昇すると理性的な判断が出来なくなり、発作的な感情に支配されてしまう。いわゆるキレる症状です。

低血糖症になると、ほとんどいつもアドレナリンが分泌され続けるので、常に興奮状態になります。

砂糖は、カロリーだけあって他の栄養素を含まないという意味で――「空のカロリー食品」と呼ばれています。

白砂糖は精製の過程でビタミンやミネラルを失っており、糖分以外の栄養素を欠いています。体内で糖分が分解される際にビタミンやミネラルが消費されます。

ミネラル不足だと、糖分が十分に分解されず、脂肪となり蓄積されます。

白砂糖にはビタミンＢ1がなく、しかもいきなりブドウ糖になって吸収してしまうので、消化は早く、一時疲れをとって元気になった感じがするのです。

白砂糖には身体を冷やす作用があるので、熱を作るために肝臓が働きます。

砂糖の過剰摂取は、血液を“酸性”に傾けます。

副腎が疲れると十分なステロイドホルモンが産生できず、皮膚炎・喘息などの症状が抑えれず出てきやすくなります。

ショ糖は他の糖に比べてピロリ菌や悪玉菌のエサになりやすく、体内の炎症を促進させてしまいます

多すぎる糖分は、細胞を取囲むと、絶縁物質となり、神経信号の伝達を阻害していると考えられています。

砂糖の過剰摂取によって細胞が壊れやすくなり、ヒスタミンの放出が促されます。

ヒスタミンはアレルギー反応（抗原抗体反応）の過程で免疫のマスト細胞から放出される“起炎物質”で、腫れやくしゃみ・かゆみなどの炎症反応を引き起こします。

黒砂糖から、苛性ソーダを使用しアルカリに溶けるものを取り除き、次に硫酸を加えて酸に溶けるものを取り除く。最後にアルカリと酸を中和させたものです。

白砂糖は、サトウキビを絞り、亜硫酸ガス、亜硫酸、石灰、炭素を使って煮詰め、不純物を取り除き、ホウ酸塩、塩素を加えて生成し、漂白して作ります。

糖質が欠乏すると摂取エネルギーの不足が生じ、減量はできますが脳、赤血球、神経系などの機能を低下させます。

動物のエネルギーは基本的に糖に依存しており、血液中の糖とグリコーゲン由来の糖の挙動は、運動能力を左右する重要な問題である。

脂肪を溜めこむインスリンが過剰に分泌しすぎないよう、血糖値が急激に上がらない糖質を選ぶ

微量栄養素の不足による「糖の代謝異常」が、肥満の引き金になるということです。

黒砂糖は、サトウキビから汁を搾り取った「粗糖液」から不純物を取り除き、煮詰めて結晶として固めただけのもの。

「黒砂糖」にはビタミンＢ１」が豊富に含まれているのです。

カルシウムやカリウムなどのミネラルを多く含み、肥満の予防や疲労回復などの効果が期待できます。

メープルシロップは、カエデの樹液を煮詰めた添加物など一切含まれていない、自然の甘味料です。

様々なビタミン、アミノ酸、たんぱく質、有機質、ポリフェノールも含まれていて、他の一般的な甘味料に比べるとビタミン、ミネラルの含有量が高くカロリーが低いのが特徴です

メープルシロップのエキスが、細菌に対する抗生物質の効力を高める効果が期待できる

ブドウ糖、ビタミン、ミネラルの複合効果と含有される亜鉛の特別効果により脳の活性化を促進します

ミネラル・ビタミン（カリウム・カルシウム・鉄・銅・マンガン・ナトリウム・マグネシウム・ビタミンＢ１・ビタミンＢ２・ビタミンＢ６・葉酸など）がバランスよく含まれています。

蜂蜜には強力な殺菌作用

蜂蜜（実際にはミツバチ）由来の酵素が変質してしまうから加熱しすぎも良くない

はちみつの融解処理を行ううえで上限温度を４５度に設定しているのはこのためです

見た目は大根のようでいて、実はほうれん草と同じアカザ科の作物。

体を温める効果があります

てんさい糖には、おなかの善玉菌であるビフィズス菌の栄養となるオリゴ糖が含まれています。

てんさい糖には、カリウム、カルシウム、リンなどさまざまなミネラルが含まれているんです。

多糖類である穀物（玄米・米）を、麦芽で糖化させるという伝統的な手法で作られた水飴です。

琥珀色でコクがあり、カラメルのようなフレーバーで醤油との相性もよく、煮物料理にピッタリ。

麦芽にはジアスターゼ（消化酵素）が含まれているので消化不良や食用不振を改善させる働きがあるといわれ、健康維持や病後の体力回復に古くから愛用されています。

ココナッツシュガーは、ヤシの木に咲く花の花蜜を乾燥させてつくったもので、糖質の吸収がゆっくり。血糖値上昇がゆるやかなことが特徴です。

ココナッツシュガーは甘味料の中では血糖値があがりにくい低GI食品として注目されております。

２０種類中１６種類のアミノ酸がバランスよく含まれています。

ココナッツ特有の香りや味はなく、どちらかというと黒糖の味に似ています。

フルクトース（果糖）は多く含んでいません。この点が砂糖とは異なっています。

「本みりん」の原料は法律で決められており、蒸したもち米、米麹、焼酎もしくは醸造アルコールが主原料です。40日～60日間かけてじっくり糖化・熟成してつくります。

本みりんはアルコール分を含み、みりん風調味料はアルコール分を含まない、みりんタイプ調味料はアルコールを含むが塩が加えられている

清酒と同じくアルコールの作用を持つほか、みりんの糖分は粘りと照り・つやを出して料理に光沢と香りをよくする効果もあります。

米糀が持つ分解酵素の働きでお米に含まれるデンプンが糖化されるため無加糖なのに甘さを感じます。

甘酒にはブドウ糖をはじめ天然型吸収ビタミン群や必須アミノ酸が豊富に含まれ、これらの成分は点滴に匹敵します。

キシリトールは、糖アルコールの一つで、白樺やトウモロコシの芯を加工してつくられます。

キシリトールを使用すると最大80パーセントもの高い水準で虫歯を防ぐことが分かっています。

糖アルコールに分類される甘味料で、果実やキノコの他、ワイン・清酒・醤油・味噌などの発酵食品に含まれている糖質であり、十分な食経験が積み重ねられた食品です。

糖アルコールの中で血糖値を全く上昇させないのは、唯一エリスリトールだけです。

口内細菌の活動を弱め歯垢形成などを抑える効果があるとされています。

でんぷんを原料として、麦芽糖を還元することで作られる糖アルコールです。

還元麦芽糖（マルチトール）の甘味度は、砂糖の約80％位で、キシリトールのように清涼感のある甘さではなく、砂糖に近い甘さの質です。

でんぷんを原料として、ブドウ糖を還元することで作られる糖アルコールです。

「羅漢果」はウリ科の多年草つる性植物

羅漢果は新しい甘味成分の一種である「テルペングリコシド」で出来ており、ブドウ糖は含まれていないのが特徴。

GI値は、糖質量や消化のスピードなどで決まります。GI値が低い食べ物ほどゆっくりと吸収されるため腹持ちがよく、ダイエットにもぴったりの食材ということになります。