”乳酸キャベツ”でダイエット！　作り方は？　市販品はあるの？

乳酸キャベツとは、キャベツの漬物。欧米ではよく食べられている伝統料理で、ドイツ語や英語では、ザワークラウトやサワークラウト、フランス語でもシュークルートとも呼ばれます。ちなみに、キャベツを漬け込むのは基本的に塩。酢を使わなくても、乳酸菌で程よく酸味が出て、美味しく保存できる発酵食品です。

一言でいってしまえば乳酸キャベツは　キャベツの漬物になります。つまりキャベツに塩を加えただけの発酵食品で保存食として親しまれている食べ物です。そして乳酸キャベツのよいところは乳酸菌の発酵によって乳酸の風味が加わることで程良い酸味でおいしいところです。

キャベツを刻んで発酵させるだけなので　簡単に作ることができるのがうれしいところです。

材料キャベツ・・1玉塩・・小さじ4砂糖・・小さじ1/2

作り方①キャベツを千切りにします。②キャベツの半量を保存袋に入れて塩小さじ2を加えて良く揉みます。③残りのキャベツも②に加えます。④塩小さじ2と砂糖小さじ1/2を加えて良く揉みます。⑤お好みで唐辛子やショウガなどのスパイスを加えてもよいです。⑥袋の空気を良く抜きます。500mlのペットボトル3本程度を重しとして常温で置きます。⑦気泡が出て来たら発酵完了です。大体3～6日で完成します。⑧清潔に消毒した保存瓶などに入れて保存してください。

乳酸キャベツがダイエットによい理由には　キャベツの効果と乳酸菌の効果とのWのパワーでぽっこりしたお腹をすっきりとさせることができます。

キャベツの発酵により得られた乳酸菌とキャベツにもともと含まれている食物繊維が、腸内の悪玉菌の増殖を抑制し、バランスを整えることで、腸内活動を活発化させて、ダイエット効果としてあらわれてくる。さらにキャベツに含まれているビタミンUの作用によって、肝臓の解毒作用を活性化させ高いデトックス効果も得られる。

腸内環境が整うことに加えて、ビタミンB、ビタミンC、ギャバなどの効果で、美肌効果も期待できます。また、カロリー燃焼を促進する作用もあるため、ダイエットにも効果が期待できます。

キャベツの成分「キャベジン」（ビタミンU）や「乳酸菌」、「ビタミンC」、「リゾホスファチジン酸」（LPA）は熱に弱いのでそのまま召し上がってください。

お酢は一切使用されていないのに、優しい酸味があって一度食べるとクセになるザワークラウト。筆者はもうやみつきになったひとりで、小腹が空いたときなどおやつ代わりにどんどん食べてしまいます。

もちろん定番なのはなんといっても、ソーセージなどのお肉に合わせる組み合わせ。脂っこいお肉でもザワークラウトと一緒に食べると、その酸味によってヘルシーに食べることができます。

ほかにも、グリーンサラダにドレッシング代わりにザワークラウトをのせたり（ザワークラウトの酸味でサラダも一緒にたくさん食べられます）、野菜のスープに添えてみたり、お弁当の付け合わせに入れてみたり、もともと副菜なのでほかの料理にもいろいろ応用できるところもザワークラウトの優秀なところ。