あなたは大丈夫？正しい糖質制限ダイエットならおやつ・間食もOK！

糖質とは、いわゆる炭水化物のうちの食物繊維を除いた部分です。

糖質制限ダイエットでは、制限するのはあくまでも糖質のみで、食物繊維は積極的に摂っていかなければならない重要な栄養素です。

糖質は控えますが、反対に三大栄養素のうち、たんぱく質、脂質、食物繊維は血糖値を上げないので、カロリーを気にせずに、これらの食品をたっぷりと摂ることができます。

脂質・たんぱく質は十分摂取して構いませんが、1日3000kcal以上を食べたら、糖質制限食でも痩せません。

減量・体質改善を目的としたダイエットであり、メタボリックシンドロームや糖尿病の方に限らず、健常者でもおなか周りが気になりだした人、スリムになりたい女性、筋肉が減り痩せ衰えたお年寄りまで、糖質制限は取り入れることができます。

人間の体は、臓器を動かして血液を全身に運ぶためにエネルギーが必要。そのエネルギー源になるのが、たんぱく質、脂質、糖質です。

食事からの糖質摂取がストップすることで、血糖値が上がらなくなります。糖質が不足した状態になると、体内に溜まっている皮下脂肪やその他の成分を引き出してエネルギーとして使うようになるため、結果として体脂肪が減って体重が落ちるというメカニズムです。

糖質制限の方法もいくつかあり、朝昼晩と3食食事をするなら、3食ごとに糖質を制限するか、またはこのうちどれかの食事のときのみ糖質制限するような方法があります。

1日に摂取しても良い糖質量＝自分の体重（㎏）×1ｇになります。例えば50㎏だった場合、50×1ｇ＝50ｇになりますよね。これを食事の回数で割ってしまいます。

1日の糖質摂取量の目安である体重×1gを抑えられるよう、計算しておやつを食べていきましょう。

間食としておやつを食べることで空腹感を減らすことができます。

お昼ご飯の時に脳が「次の食事で栄養を十分に補給しよう」という命令が下ってしまい、必要以上に栄養が吸収されてしまう

糖分を摂らなかったら、筋肉から代替してしまうため、筋肉量が減ってしまう

糖質が不足し体のエネルギー源が少なくなると、体では代わりに筋肉を分解してエネルギーとして使うようになりますので、筋肉も減っていきます。

間食やおつまみなどはチーズ、ナッツ類を中心にして適量を摂る。菓子類、ドライフルーツ類は不可。

砂糖を使用していないせんべい、おかきなども糖質はたっぷりあるのでNG食品です。

牛乳、果汁を避ける。成分無調整の豆乳、水、番茶、麦茶、ほうじ茶などが好ましい。

野菜ジュースやトマトジュースは一見、体に良さそうに見えますがかなり糖質を含んでいるので、選ばないようにしましょう。

起床後30分以内の糖質の摂取は脂肪に変換されにくく、むしろ筋肉が付きやすくなる効果が期待できます。

スクワットや腹筋などの筋肉トレーニング後30分以内に摂った糖質は、筋肉を回復させ、より筋肉がつきやすくなる効果が期待できます。

筋肉が付けば基礎代謝が上がり、1日に消費できるカロリー量も増えます。つまり、痩せやすく、太りにくいカラダになります。

糖質制限ダイエットは、自己流でやったりストイックにやりすぎたりすると、体調を崩す恐れがあるので危険です。ひどい場合は骨粗しょう症が悪化して寝たきりになるといったケースもあります。