Ｘマスに向けて！食物繊維の宝庫！「押し麦ダイエット」！お腹も膨らみ、美容や健康にも最適！

押し麦とはその名前の通り、麦を”押した”もの。

蒸気で加熱し、やわらかくなったところをローラーで一度平たく加工することで、白米と一緒の時間で炊けるよう工夫されているんです！もちもちと、食感も良くなるんですよ。

食物繊維のひとつであるβグルカンは、インスリンの分泌を抑えることで脂肪を溜め込みにくい身体を作るという働きが期待できます。

βグルカンはインスリンの分泌を抑えるだけでなく、血中のコレステロールの増加を抑える働きも期待できます。

血液の色素となるヘモグロビンは、全身に酸素を送るという重要な役割を担っています。そんなヘモグロビンは鉄によって作られるのですが、銅は鉄を利用できる形に変化させる働きがあります。押し麦には銅が0.4mg含まれており、その銅はヘモグロビンを生成するサポート役なので、貧血対策に効果的

押し麦に豊富に含まれるビタミンB6には、たんぱく質の代謝を効率良く進められるよう補助する役割があります。たんぱく質は、皮膚や髪、粘膜、歯、爪など、わたしたちの体の各所を形成する大事な成分。そんなたんぱく質の代謝を促すことで、これらの健康維持につながるんです。

人は血糖値が下がると「お腹が空いた」と感じてしまうのですが、押し麦には血糖値が上がりにくく下がりにくいという特徴があるので腹持ちがいいんですね。

食事と食事の間で間食をしないためには、空腹を感じさせないことが大切。そこで見たいのが、食品のGI値です。GI値は食後の血糖値の上昇率を数値化したもので、高いほど血糖値の上昇が急激であることを表します。上昇が早ければ下降も早く、食後からあまり時間をかけず空腹を感じてしまうんです。白米のGI値は84。対して押し麦のGI値は65。つまり、押し麦のほうが血糖値の上昇は緩やかで、満腹感が持続しやすいと言えます。

食物繊維には水に溶けやすい「水溶性」と、水に溶けにくい「不溶性」の2種類があります。押し麦はどちらの食物繊維も豊富に含んでおり、腸内環境を整えるのに役立つんですよ。

大麦にはビタミンB群も豊富に含まれています。

ビタミンBがないとたんぱく質を摂っても効率よく筋肉を作ることができないんです。だからダイエット中は代謝をアップするためにビタミンB群を積極的に摂る必要があります。

白米と一緒に炊いて食べるのが主流です。このふたつの炊く前のカロリーを比べてみると、100gあたり押し麦は340kcal、白米は358kcal。普段炊く白米の一部を押し麦に換えることで、少しでもカロリーを減らせますね。

白米3合に対して押し麦50gくらいが食べやすいです。押し麦50gに対して水を100ml増やすとぼそぼそしません。

15〜20分茹でてざるに上げ、水洗いすればOK。それを小分けにしてラップに包んでおけばいつでも好きな分だけ使うことが出来ます。

カロリーが高くてダイエット中は敬遠されがちなポテトサラダですが、ここに茹でた押し麦を加えることで栄養価もアップしますし、食物繊維がたっぷり摂れる一品になります。

白米の量を多くして、食べやすい割合で食べることをおすすめします。どんなにダイエットにいいといっても、美味しく感じられないと続かないです。

100g当たり340kcalと、カロリーは決して低くはないのです。押し麦は食べれば食べるほど痩せるというものではありません。ですから、食べ過ぎには注意です。

食べ過ぎるとお腹がゆるくなってしまったり、逆に便秘が悪化したりということもあり得ます。

押し麦だけで食べづらければ、最初は色々混ざったものからスタートしてもいいと思います。そして徐々に押し麦の割合を増やしていくと、無理なく押し麦ダイエットを続けられるのではないでしょうか。