最近、肛門（こうもん）締めてますか？ １日２４秒の「肛筋ストレッチ」

肛筋のストレッチを通じて骨盤を理想的な位置に戻し、お尻や太もものたるんだ筋肉を正しい位置で効果的にリフトアップすること。

肛筋は、肛門や関連する筋肉をさす造語です。骨盤を支えている筋肉が肛門周りの筋肉のことを指します。

肛筋は年齢とともに弱くなってきてしまいます

肛筋は若くても運動不足で筋肉を使わないと衰えてしまいます

普段から仕事で座りっぱなしや立ちっぱなし、階段よりエレベーターを使う、少し運動しただけでも息が上がってしまうといった運動不足を感じている方は体の筋肉と共に肛筋も衰えている可能性がありますよ。

便秘は辛いですよね。。便秘になってトイレに行く回数が少ないと肛門の周辺の筋肉は使われる頻度が少なくなって、筋力が弱くなってしまいます

「便意はもよおしているのに、なかなか出てこない」という方は肛筋が衰えているのが原因の一つです。

出産を経験すると、肛筋が衰えます出産後に尿漏れや便漏れ、切れ痔になる人が多いのは骨盤底筋群が弱っている証拠です。

大臀筋が鍛えられるーお尻のふくらみにある大きな筋肉で、肛筋を鍛えることで正しく使われるようにしてあげると、ヒップアップ効果があります。

内転筋群が鍛えられるー太ももの内側にある筋肉が鍛えられて、太もも痩せに効果があり、シャープなラインの脚が手に入ります。

肛筋を鍛えると、歪んだり後ろに倒れている骨盤が、少し前に倒れる理想の位置に戻ります。そうなると骨盤のゆがみによって生じていた様々な悩みが改善され、特に大転子が内側に引っ込むために、太ももとヒップラインが細くなります。

肛筋を鍛えることで大殿筋や内転筋群などの大きな筋肉が鍛えられ、筋肉量が増えると基礎代謝がアップ！毎日の生活を同じように送っていても消費カロリーが増える痩せやすい体質になります。

肛筋を鍛えることで、肛門が柔軟になって便が出やすくなります。

お尻にペンを挟むだけの「肛筋ストレッチ」は、美尻や美脚、さらにくびれたウエストも目指せるトレーニング。

背すじを伸ばして自然に立ちますペンをお尻の割れ目の奥までしっかり差し込んで、お尻の力でギュっと挟んで８秒間キープします肛筋を緩めて元に戻し、これを３セット繰り返します

背すじを伸ばして自然に立ちますペンをお尻の割れ目の奥までしっかり差し込んで、お尻の力でギュっと挟み込みます両腕を前へ軽く伸ばして、背すじを伸ばしたまま、膝だけを曲げて腰を落としますキツイ！と感じる直前で止めて８秒間キープします元の姿勢に戻し、合計で３セット繰り返します

背すじを伸ばして自然に立ちますペンをお尻の割れ目の奥までしっかり差し込んで、お尻の力でギュっと挟み込みますフラフープを回すイメージで、ゆっくり左右４回ずつ回します左右各４回を３セット繰り返します