みんな大好きなチーズ! けど脂肪も多そうだし太ってしまうのでは?と思っているそこのあなた! 今回はチーズの持つ機能性について最新の研究結果も踏まえて一部ご紹介します。
世界中の人をとりこにしているチーズ!けどなんだか太りそう・・・そんな風に考えてしまうことはありませんか?
しかし近年チーズの持つ機能性が科学的に解明されつつある!
①ダイエット効果
厚生労働省の平成27年「国民健康・栄養調査」によると、肥満者(BMI≧25 kg/m2)の割合は男性29.5%、女性19.2%でした。
短鎖・中鎖脂肪酸が多い牛乳・乳製品短鎖・中鎖脂肪酸は、他の脂肪酸に比べてカラダの中で燃焼されやすいので、カラダに脂肪がつきにくいともいわれています。
アメリカのテネシー大学の研究によって、カルシウムが脂肪を体に吸収しにくくすることが判明しました3ヶ月間体重の減少を調査すると、チーズなどの乳製品カルシウムを取ったグループは、1.5倍も体重が減少しました。
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カルシウムがメタボを防止する効果を示す機構についてはまだ不明な点がありますが、脂肪細胞内の代謝を制御し、脂肪分解を促進するなどのメカニズムが推定されています。
出典チーズの科学 ミルクの力、発酵・熟成の神秘
収縮期血圧が140mmHg以上または拡張期血圧が90mmHg以上になる病気。日本人のうち約4000万人が該当。血圧が高くなる病気です。上の血圧は心臓が収縮したときの血圧で収縮期血圧、下の血圧は拡張したときの血圧で拡張期血圧と呼ばれます。日本高血圧学会では、収縮期血圧140mmHg以上または拡張期血圧90mmHg以上を高血圧としています。高血圧は脳卒中や心臓病のリスクを高めます。
他にもある!チーズの機能性
③虫歯予防効果
最新の研究で、食後にチーズを食べると虫歯予防と虫歯の回復を促すことが分かってきました。チーズの中のカルシウムやリン酸などミネラルが水に溶けやすい形で含まれており、食べることでそのミネラル分が唾液に溶け出し、エナメル質が溶けるのを防ぎ、初期の虫歯を元に戻す再石灰化の唾液の働き(虫歯菌が出した酸により、歯のカルシウムやミネラルが溶け出しますが、唾液にはカルシウムやミネラルを歯に補充し、修復する働きがある。)を助けるというのです。
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④認知症の予防
カマンベールチーズの摂取がアルツハイマー病の予防に役立つ可能性があることが発表された
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