えっ！？ほんと！？ 水泳は痩せない！？正しい水泳ダイエットとは。

水泳を数か月続けても体重が減らない場合、その原因としていくつか考えられます。体全体の筋肉が増えたために、体脂肪が減っていてもトータルでは体重が減らなかった可能性です。

たとえ体重が減らなくても体全体の体型に変化が出てきているはずです。体重はなかなか減らないかもしれませんが、ダイエット本来の目的である見た目の美しさは磨き上げられていきますので安心して下さい。

水泳はダイエット効果がとても高い全身運動になります。平泳ぎやクロール、水中ウォーキングなどがありますが、どれも消費カロリーはとても高いといえます。脂肪燃焼や引き締めなどのダイエット効果を得たいなら水泳はおすすめです。

水中では水の抵抗により、足に負荷がかかり思うように前に進むことができないはずです。足の筋肉だけを使っているように思いますが人間が歩こうとする時は、全身の筋肉を使っています。そこに負荷が加わることで、力を入れて進まないといけなくなり、結果バランスのいい筋肉が適度につき、その筋肉のおかげで脂肪が燃焼しやすくなります。また筋肉がつくことによって代謝も良くなりますので、汗をかき、ダイエットにもつながるといえるでしょう。

泳ぎ切った後に訪れる衝動を抑えることは難しいようです。それは「猛烈な空腹感」です。水泳はかなり消費カロリーが多いです。終わった後は激しい空腹に襲われることがほとんどです。同じ時間の運動とみたら、ジョギングよりも激しい動きを体全体でしているのでお腹も空くのです。ここで必要以上にガツ食いしてしまうことは避けましょう。

水泳ダイエットは自由に好きな動きや泳ぎ方をしてカロリー消費をすればいいものなんですが、その中でもオススメなのが「平泳ぎ」です。平泳ぎは、他の泳ぎ方と比べて楽に泳ぐことができます。同じだけの時間泳いだ場合、もちろん激しく全身運動するクロールの方が消費するカロリーは大きいです。しかし、間違ったフォームで長い時間泳いでもカロリー消費の効率も悪くなりますし、余分な筋肉を増やしてしまうだけなのです。

水中ウォーキングは有酸素運動の効果はもちろんのこと体全体の筋肉を使っているので体を隈無く鍛えることができるのでいいですよ。

水中ウォーキング1時間あたり約200～400キロカロリー平泳ぎ1時間あたり約550～600キロカロリー体重50キロの人がウォーキングを1時間した時の消費カロリーは、約160キロカロリーなので水泳ダイエットがいかに効率が良いのかわかると思います。

結果が出るには個人差があります。ですから結果を早く求めすぎず、自分のペースでいいので、効果が出るまで続けることです。

水泳ダイエットはすぐに結果が出るものではありません。少なくても１ヶ月、普通で２ヶ月くらいは続けなければ目に見える効果というものを実感することはないでしょう。しかし、痩せるための準備期間なだけで、それを過ぎればいよいよ本格的に痩せてきます。さらに、太りにくい体質に仕上げてくれる効果もあります。