ネタじゃないの？震えて痩せる「寒さ我慢ダイエット」がホントに痩せるみたい。

１２月は冬到来のスタート月です。

冬といえばまたあの寒さがやってくると思い、外出するのが億劫になる人は多いかもしれない。

寒くて体をあまり動かさない冬は、1年の中でも太りやすいイメージが強い

ダイエットとは程遠い季節と思われかちですが、本当は絶好のチャンス

実は夏より冬の方が痩せやすい季節なのです。

我々人間の体は良く出来ており、周囲の温度に左右されず常に一定の体温を保とうとする働きがあります。

冬は気温が低いので、体温を保つために人体はいっしょうけんめいカロリーを燃やして熱を作ります。だから、冬のほうが基礎代謝が高くなります。

基礎代謝とは、人間が生きていくうえで必要となるエネルギーのこと。

基礎代謝が高くなるので、この季節をうまく活用すれば、ダイエットがしやすいという理屈なのです。

寒さに震えるだけでヤセられる「寒さ我慢ダイエット」

寒さ我慢ダイエットとは、その名のとおり寒さを我慢するだけのダイエット！

なんと、ただひたすら寒さを我慢することで脂肪を燃焼させることができるんだとか。

寒さを我慢することで「FGF21」と呼ばれるホルモンが分泌されます。

このFGF21は、身体にたまった「白色脂肪細胞」という、燃えにくい脂肪細胞を、燃えやすい「褐色脂肪細胞」に変える働きがあるんです！

寒さで体が震えだすのは15度くらいからで、10～15分震え続けると、中程度のエクササイズ1時間分に相当する量のアイリスインが分泌されるとのことだ。

なんとたった10分間寒さを我慢するだけで、1時間エクササイズをするのと同じくらいのカロリーを消費できる

日本の研究では、1日2時間17度の温度で6週間過ごした人は、体脂肪が低下したということも報告されています。

10～15分ほど暖房をオフにした部屋で体を震わせれば、ダイエットにもガス・電気代節約にもなって一石二鳥かもしれない。

17度の室温の部屋で睡眠をすることが脂肪の燃焼を大きく助けると、ダイエットに関する論文『Obesty Reviews』のなかで述べられています。

また、15～17度ほどの温度の部屋で眠ることは、睡眠の質を高めることも判明しているんです。

寒い時に食欲が増えるのは当たり前

冬は体温の低下を防ぐために、エネルギーを必要とします。そのために食欲は増進します。

「寒さに震えることが代謝を促してダイエットになる」と知ったら、寒いのも悪くないと思えるかもしれません。

1日中寒いところにいると冷え性や低体温になってしまうので、適度な時間を決めて体が冷えたら部屋に戻って温まりましょう。