肥満の原因は”睡眠不足”！ダイエットの時は寝不足に注意！

睡眠不足になると食欲増進ホルモン「グレリン」が増え、食欲を抑える「レプチン」が減少します。

血行不良や代謝の低下を引き起こします。

睡眠が不規則になると、規則正しい生活を贈る時と比べ、BMI数値が26以上になる確率が5倍以上になります。

睡眠不足は寝ている間に分泌される成長ホルモンを抑制し、脂肪の分解、筋肉・骨の形成といった体の代謝も悪くします。

4時間しか睡眠しない場合、10時間睡眠に比べ、スイーツや塩気の強いもの、炭水化物が食べたくなるやすくなるという傾向が見られました。

4時間しか寝ていない人は、過食や肥満、ストレスなどにより2型糖尿病のリスクが高まります。

約2万人の調査を行った所、4時間以下の睡眠の人は、7時間以上の睡眠をとっている人に比べ、73％も肥満になりやすいそうです。

睡眠時間が5時間の人が50％、6時間の人が23％と、睡眠時間が長くなるほど、肥満のリスクが減っていくことが報告されています。

その結果、睡眠時間8時間未満の人では、睡眠時間が減れば減るほど、体重増加の傾向が見られました

シャーラッド・タヘリ博士は30歳～60歳男性1024人を対象に、「レプチン」「グレリン」の睡眠時間との関係を調査した。

コロラド大学の男女16名の打ち、半分はしっかり眠ることを許され、もう半分は5時間程度の睡眠を2週間行なってもらいました。

結果、睡眠時間の短い人達の体重が、2週間で平均2ポンド(約1.8kg)増えました。

食生活では、炭水化物摂取量が増えた他、夕食後に最もたくさん食べ、朝食が少なくなる傾向がありました。

深い眠りの「ノンレム睡眠」と、浅い眠りの「レム睡眠」のサイクルは90分で、コレを4～5回とるのが理想とされています。

アメリカの肥満率調査では、6時間未満が33％、7～8時間が22％、9時間以上が26％だそうです。

これまでの研究では、少なくとも7時間、できれば8時間眠ったほうが良いそうです。

生活時間を一定に決め、その時間に起きることを習慣づけ、朝にしっかり日光にあたるようにしましょう。