ちょっと気になったEPAダイエット。どのようなメカニズムで痩せるのかまとめてみました。
EPAってなに?
EPAは、エイコサペンタエン酸(eicosapentaenoic acid)と呼ばれる脂肪酸です。
出典【EPAが5分でわかる。】-効果やEPAサプリメントの選び方
いわし・さば・あじなどの青魚に多く含まれるn-3系脂肪酸のひとつです。
出典ニッスイ | サラサラ生活向上委員会 | EPA・DHAってなに?
EPAでなぜ痩せる?
EPA を含む魚油を投与したマウスとしていないマウスを比べると、投与したマウスの方が、体重の増加や体脂肪の蓄積が抑えられていたそうです。これは、EPA を投与したことで、褐色脂肪細胞などの脂肪組織においてエネルギーを放散するタンパク質が増え、エネルギー消費が活発になったためだと考えられるといいます。
出典魚油「EPA」で痩せやすい体に?–摂取すると“エネルギー消費が活発になる”ことが判明 - えん食べ
褐色脂肪細胞とは?
褐色脂肪細胞は、脂肪を燃焼するほか、エネルギーを放出し体温を上げてくれる働きをしてくれます。つまり、この褐色脂肪細胞がきちんと働いていると、脂肪が燃焼されすくなり、痩せやすい体になるのです!
出典超簡単に脂肪燃焼!場所を選ばず「痩せやすい体になる」テク – Ameba News [アメーバニュース]
ダイエット以外の効果も!
DHAやEPAなどの「オメガ3系脂肪酸」を摂取することで、循環器疾患による死亡リスクが低減する可能性があることを、NIPPON DATA80研究班が明らかにし、欧州医学雑誌「Atherosclerosis(動脈硬化)」に報告した。
出典DHAなどの脂肪酸、循環器疾患による死亡リスク低減 (健康産業新聞) – Yahoo!ニュース
9190人の24年間の追跡データを分析したところ、879人が脳卒中や心筋梗塞などの循環器疾患で死亡。オメガ3系脂肪酸の摂取の多いグループは、少ないグループに比べて死亡リスクが20%低いことがわかった。
出典DHAなどの脂肪酸、循環器疾患による死亡リスク低減 (健康産業新聞) – Yahoo!ニュース
青魚は苦手!って人は?
EPAの摂取量は、1日あたり1~2gが目安になっています。最近では、DHAとEPAの両方を含むサプリメントが、いろいろ販売されています。両方を一緒に摂る場合は、合計して約2g程度の摂取を、目安とするとよいでしょう。