被災時にも便利に使えたキャンプ道具を紹介します。
災害用アイテムは多々ありますが、使用しない時って結構かさばりますよね。それどころか、いざ使うときに何処に仕舞ったかわからないなんて事も…。そんな時便利なのがキャンプ用ギアです。キャンプギアは収納性に優れており、軽量なのに多機能など、防災グッズとしても流用できます。そして何と言っても『キャンプもできる!』ということです。『ラジオ付き懐中電灯』など、一見便利そうだけど無駄なものではなく、キャンプでもそのまま活躍する道具です。キャンプはしないという方も、これを機にキャンプに興味を持っていただけたらいいなと思います。
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災害時にも使えるキャンプ道具5選はコレ!1:ランタン2:スリーピングバッグ(シュラフ)3:マット4:ミニテーブル5:コンロ
1:ランタン
まずは明かり。近年の台風では停電が多く発生しており、夜間に直撃した場合、自宅でも避難所でも明かりがないと始まりません。キャンプでも使えるランタンは、多機能なものが揃ってます。中でもオススメなのが、ポップアップランタンです。普段は畳んだ状態で収納しておき、使用時に展開することによってランタンになります。明るさや電球色なども選べます。また、畳んだ状態でも懐中電灯としてできるスグレモノ。重量も約140gと軽量です。エネループなどの充電可能な電池を入れておけば、そのままランタンにUSBを接続して充電できるのも便利!大体\3,000以内で購入できます。
他にも、USBで携帯などを充電できるランタンや、殺虫機つきランタンなどもあります。キャンプ用なので、取っ手やフックが付いているのも使い勝手が良くてイイですね。
2:スリーピングバッグ(シュラフ)
いわゆる寝袋です。避難所などでは毛布が用意されていますが、万が一避難所がいっぱいの場合や、他の人と一緒に寝ることに抵抗があり車中泊する場合などに重宝します。避難所のみならず、車がある場合は常に搭載しておいても良いかもしれません。寝袋は外気温によって種類が変わります。簡単に言うと、低い外気温に耐えられる寝袋は高くなります。しかし、台風による避難となると大体は夏~秋くらいの季節なので、そこまで外気温を気にすることは無いでしょう。そこでおすすめなのが、連結できて布団のように余裕のある『封筒型スリーピングバッグ』です。お子さんのいるファミリーキャンプでも重宝しますよ!¥5,000以内のもので十分だと思います。
3:マット
寝袋の下に敷くマットは必須です。キャンプでは地面の凹凸が気になったり、地面からくる冷気などで、寝袋だけでは寝心地が悪い場合に使いますが、避難所などもこれがあるだけでかなり寝心地が改善されます。また、地面に座る場合でも使えます。インフレータブルマットは、使用時に空気を自然に取り入れて膨らむタイプなので、収納時コンパクトになり便利ですが、尖ったものなどで穴が開いてしまう可能性があるので注意が必要です。あまりにも安いものはすぐに壊れてしまいますので、\3,000~\6,000の価格帯がベストでしょう。
出典:AMAZON:エア-マット キャンプマット 寝袋 KOOLSEN エアーベッド テント泊 車中泊 超軽量型 耐水加工 アウトドア キャンプ キャンピングマット 枕が付き 家族旅行
出典:AMAZON:キャプテンスタッグ キャンプ用 エアーマット インフレーティング カーキ UB-3005
収納ではインフレータブルマットに勝りませんが、頑丈なEVAフォームマットもオススメです。
それに加え、枕にも座布団にもなるエアーまくらもあるとより快適になります。
4:ミニテーブル
意外にあると便利なものがミニテーブルです。展開時のサイズはA4サイズで決して大きくはありません。その分、収納時には大変コンパクトになり、軽量で邪魔になりません。食事する時はもちろん、就寝時にスマホなどを置いておけば起床時などにすぐに使えて何かと便利です。SOTOのポップアップテーブル(\5,280)はワンタッチで展開し、尚且つ軽量(395g)なのでキャンパーには人気です。
出典:AMAZON:ソト(SOTO) ポップアップソロテーブル フィールドホッパー ST-630 アルミ ロールテーブル ケース付 アウトドア用 折りたたみ式 ソロキャンプに最適
ワンタッチではないですが組み立て式のものだと¥2,000以下でかなりリーズナブルなものもあります。
出典:AMAZON:FLYFLYGO テーブル アルミ製 組み立て式 超軽量テーブル ミニテーブル 収納袋付き アウトドアも室内も使用 (ブラック)
安定性は落ちますが、ポリプロピレン製で重量60g(!)の超軽量テーブルもあります。
5:コンロ
イワタニ ジュニアコンパクトバーナーは、収納時は手のひらに乗るくらいコンパクトに畳め、使用時にはしっかりと鍋類をおけるゴトク付きの優れものです。ガスはコンビニなどでも売っているカセットボンベ(CB缶)なので、入手しやすく汎用性が高いです。キャンプや災害時以外でも、カセットコンロほど安定感はありませんが、小さな鍋料理やお湯を沸かすなどにも使えるので、なかなか重宝します。
ただ、室内火気厳禁の避難所も多く、使用時には各避難所の規定に従ってください。周りの人に気を付けて、室外で使用しましょう。また密閉された空間で使用する場合は、一酸化炭素中毒になる可能性があるので、十分に注意しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回ご紹介したアイテムは私も使用しておりますが、持っているだけで安心感はあります。また、キャンプや災害時以外でも日常的に使っていたりしますので、邪魔に感じることもありません。もちろん、これ以外にクッカーやカトラリーなど必要になるものもあると思いますが、一先ず、すぐに使えて邪魔にならず便利なものを絞ってご紹介させていただきました。なるべくなら、災害時に使用する機会がこないで、キャンプにハマる人が増えたらいいなと思います。ではでは~。
$amana_image: オート キャンプ場 by アマナイメージズ