パスタは太らないの？血糖値の上昇を抑えてくれるのだとか

イタリア料理を語る時になくてはならないパスタ。

“麺大国”日本で、すっかり食事の定番となった

パスタ（イタリア語: pasta）は、日本語の「麺類」とほぼ同義の概念をもつイタリア語で、スパゲッティ、ペンネ、ラザニアなどを含む。

パスタがいつ歴史に登場したか、はっきりとしたことはわかっていませんが、古代ローマで主食にされたプルスという食べ物がその元祖といわれます。

諸説ありますが、市民が日常的に食するようになったのは17世紀に入ってからだそうです。

20世紀に入るとひも状のパスタにスパゲッティ(spaghetti)と命名されるようになる。その語源はspago(ひもという意味)である。

パスタと健康に関する誤解度についての調査では、55.2%が「パスタは高カロリーで太りやすい」と誤解していることがわかった。

乾燥麺には糖質のほか、タンパク質やビタミンB群、鉄分などエネルギー代謝に必要な栄養素を含むデュラムセモリナという小麦粉が使用されています。

乾燥することと相まって、一般的な小麦と比べて血糖値を急激に上昇させることなく、ゆっくりと消化吸収される。

消化吸収がゆるやかであるということは、インシュリンの分泌を抑え、余分な糖を細胞に溜め込まず、肥満防止につながるということです。

血糖値が上昇するスピードを測定したGI値をみてみると、食パンが95、白米が88、うどんが85、玄米が55なのに対し、パスタは41です。

また、うどんやそばのような麺類と違って元々噛んで食べるものであるため、満腹中枢が刺激されて食べすぎを防ぐことができます。

ちなみに、生パスタはパンでよく使用される強力粉と卵、塩で作られますので、ダイエットには生パスタより乾燥パスタの方がベター。

ダイエットに関係するホルモンで、一番有名なのが「インシュリン(インスリン)」です。

血糖値が上昇することによって、糖質をコントロールするためにインスリンというホルモンが分泌されます。このインスリンが体に脂肪を貯めこみやすくしているんです。

血糖値を下げる「インスリン」の分泌を抑えることで、空腹感を抑えることにつながり、“我慢”の必要が無くなってくるのです。