楽してキレイ☆ダイエット・便秘解消・美容効果が期待できるお茶たち！

毎日欠かさず飲むと言う人も多いお茶。そんなお茶の種類は本当に多くなっています。

昔は、緑茶、麦茶と言ったものが主流となっていましたが、最近では自宅でも、これら以外に烏龍茶やほうじ茶、ジャスミン茶などを沸かし飲んでいる人も少なくありません。

お茶を飲むと言う事は、のどを潤すためだけのものではなく、様々な効果を期待する事ができるのです。その為、その日の体調、時間などを考慮し、自分に最適なお茶を選ぶ事が大切になります。

プーアール茶はご存知のように中国茶の一種ですが、そもそも中国茶は緑茶・黄茶・白茶・青茶・紅茶・黒茶の6種類に分かれ、プーアール茶はそのうちの黒茶、読み方としては「くろちゃ」「こくちゃ」の仲間です。

黒茶とは中国茶のうち、麹菌によって数ヶ月以上の期間をかけて発酵させる後発酵製法のことを指します。お茶というものは発酵されるほど身体への刺激が減りますが、黒茶は2回醗酵させる「後発酵」という製造方法なので、より身体にやさしく健康的です。

プーアール茶には特に脂肪の燃焼を助ける成分が多く含まれているので、ダイエットには効果的です。

プーアール茶の最大の効能はダイエット効果でしょうその効果の原因は、プーアル茶に含有される没食子酸や重合型カテキンといった成分が、脂肪の消化吸収を阻害することにあります。さらにはリパーゼという成分が中性脂肪を分解して肥満を防いでくれます。

プーアール茶にはアンチエイジング効果もあるとされています。その理由はプーアール茶に含有されているポリフェノールに抗酸化作用があるためです。

プーアール茶には腸内環境を整える作用もあります。そもそも便秘は腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスが乱れることで腸内環境が悪化するために発生しますが、プーアール茶は善玉菌の繁殖を促進するので、腸内環境が改善し、それによって便秘が解消されるのです。

さらに便秘が解消することで自律神経のバランスが整い、血行が促進されるため、肌に栄養が行き渡りそれによっても美肌になります。

プーアール茶によって血行が改善されると、リンパの流れも改善するため、身体に蓄積された老廃物の排出が促進されます。それによってむくみが取れ顔も身体もすっきりとします。

身体の老廃物が排出されると、そのデトックス効果によって体調も改善します。

血行が良くなると、末梢神経に血液が行きわたって細胞が活性化するため、手足が冷たくなる冷え性も改善します。

プーアール茶によって脂肪の吸収が抑えられると、体脂肪が減少します。体脂肪の多い状態は、メタボリックシンドロームと言われる内臓脂肪型肥満のことで、血圧、血糖値、脂質値の上昇をもたらします。

それらは高血圧や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病の原因になります。したがって、プーアール茶によって体脂肪が減少すれば、生活習慣病が防げます。

プーアール茶は食中や食後に飲むのがおすすめ。脂質の多い食事と一緒に飲むことで、脂肪の吸収を抑えてくれます。

また、利尿作用の強いプーアール茶は飲みすぎに注意！ トイレに行く回数も頻繁になってしまいますし、過剰な水分はむくみの原因にもなります。1日に2～3杯を目安として飲むようにしましょう。

杜仲茶は中国では五大漢方薬のひとつに数えられ、不老長寿を望む人が飲む「上薬」として珍重されてきました。

「鉄分」「亜鉛」「カリウム」「カルシウム」「マグネシウム」「各種ミネラル成分」「ビタミン類」人間の健康維持のために欠かせないものがバランスよく含まれています。

また、近年の研究では、抗酸化成分「リグナン化合物」としてピノジェノール・ダイグルコサイド、肝臓に作用する「イリノイド化合物」としてゲニポシド酸、さらには「アルカロイド」「ディリグナン」「ペクチン」など、健康に良いといわれる貴重な成分が多数含まれています。

ゲニポジド酸という成分が杜仲茶には含まれていますが、この成分が脂肪を分解してくれたり、コレステロールの吸収を抑えてくれる働きをします。 食事の時に飲むと、油を分解して燃焼してくれるそうなので、より効果が期待できます。

杜仲茶に含まれる植物性ミネラルが、中性脂肪の濃度を下げ吸収を抑えてくれます。また、アディポネクチンという善玉ホルモンを増やしてくれる成分も入っているので、内臓脂肪や中性脂肪、コレステロールを下げるのに役立ちます。

利尿作用があるので、毒素や老廃物を排出してくれます。むくみやセルライトにお悩みの方にもオススメですよ。

杜仲茶には、コラーゲンの生成を促進させる働きがあるのだそう。 飲むだけで美肌効果が期待できるのはうれしいですね。

まず、杜仲茶を飲む時は色が濃く出るくらいまで煮出します。濃いほうがより効果が期待できるのです。濃いのが苦手な人は徐々にでも構いませんし、冷やすと多少苦味が緩和されるようです。

飲む時は温かいままでも冷やしてもどちらでも大丈夫です。飲む量の目安としては、1日コップで5杯は飲むようにするといいです。

また、油を分解してくれるので、食事と一緒に飲むのがお勧め。 個人差もありますが、中には1週間ほどで効果が実感できた！という方もいるそうですよ。

ルイボスティーは、南アフリカにある植物のルイボスを使ったお茶のことです。

マメ科の低木につく松葉のようなお茶っぱで、原産地アフリカでは愛飲している部族が若々しく、先住民には“奇跡のお茶”や“不老長寿のお茶”として親しまれている特別なお茶です。

その後、アフリカからイギリスやオランダに渡り、現在まで100年間愛されています。

ノンカフェインであると同時に、美容に必要なビタミンB1やビタミンB2、ミネラルを豊富に含み、健康と美容にも効果が期待できます。また、SODという酵素を含んでいて、これが体内の毒素の排出や代謝アップを促し、ダイエットや体質改善に期待されています。

ルイボスティーはノンカフェインであり、妊娠中でもおいしく飲むことができます。また、空腹時に飲んでも胃腸を痛めないのがうれしいポイントです。

ルイボスティーに含まれるSOD酵素の働きが、ダイエットに良いとされています。この酵素の作用が、老化や痩せにくい体の原因と考えられている体内の余分な活性酸素を取り除いてくれるのです。

しかし、あくまでもSOD酵素パワーは、痩せやすい体を作るサポートをするに限ります。その為、カロリー管理された食事を摂る事や、運動で動くことは必要となってきます。

便秘でお困りのときにルイボスティーを飲むと、マグネシウムが水分を集めることで排泄物を柔らかくし、排泄をサポートします。このことから、ルイボスティーには便秘解消の効果が期待できるのです。

ルイボスティーには、ケルセチンなどのポリフェノールが含まれています。このポリフェノールには血糖値を下げる作用があり、体内に脂肪細胞を作らないようにすると言われています。

ルイボスティーは、アンチエイジングや美肌に期待ができるということで主に女性に人気のお茶です。その人気の秘密は“酵素”。ルイボスティーにも“SOD酵素”という優秀な酵素が含まれています。

ダイエットに効果のある飲み方は、1日に2～3杯以上のルイボスティーを飲むこと。

ルイボスティーは20～30分煮出し、カルシウムやナトリウム、フラボノイドなどの有効成分を抽出しましょう。その後、ティーパックを容器に入れた状態で冷まし、少しでも多く有効成分を出すと効果的です。

これを1～2ヶ月以上続けると、より効果を実感できるそうですよ。

黒烏龍茶は名前の通り、一般的な烏龍茶より見た目が黒いことが特徴として挙げられています。

なぜ、色が黒いのかというと、茶葉を半発酵させるときにカテキンなどが結合した成分「重合ポリフェノール」が豊富に含まれているため。

烏龍茶にも、この「重合ポリフェノール」は含まれていますが、黒烏龍茶に含まれている量のが、ずば抜けて多く、烏龍茶よりも色が黒く見えるのです。

ダイエット効果のある「重合ポリフェノール」は、烏龍茶よりも黒烏龍茶の方に多く入っているので、「ダイエット目的で烏龍茶を飲みたい！」という方には、黒烏龍茶を飲むことをおすすめします。

また、烏龍茶には利尿作用や眠気覚ましなどの効果をもつ「カフェイン」が含まれていますが、この「カフェイン」の量は、烏龍茶と黒烏龍茶ともに差はありません。

食事によって体内に入った脂肪は、膵臓が分泌する「リパーゼ」という脂肪分解酵素によって、小腸から吸収しやすいように分解されます。そして、エネルギーとして使用されなかった分は最終的に中性脂肪となって身体に蓄積されます。

そこで、ダイエットの鍵となるのが、重合ポリフェノールを豊富に含んでいる「黒烏龍茶」。重合ポリフェノールは、「リパーゼ」の働きを阻害する力を持っています。つまり、食事後の脂肪の吸収を抑えることができ、余分な脂肪を体外に排出する嬉しい働きがあるのです。

黒烏龍茶を飲む際は、食事の前後や食事中に飲むのが効果的とされています。なぜ、食事の前後に飲んだ方が良いのかというと、脂肪の吸収を防ぐ働きがあるからです。

焼肉などの油っこいものを食べるときには、できるだけ黒烏龍茶を飲むようにしましょう。そうすることで、黒烏龍茶のダイエット効果を実感できるかもしれません。

ごぼうに含まれている代表的な成分は、食物繊維イヌリンというものです。このイヌリンは、根に蓄えられる成分で、血糖値の上昇を防いだり、脂肪が貯まることを抑止して、代謝をあげてくれるので、総じて、ダイエットに効果があるというわけです。

またごぼうに含まれている食物繊維は水溶性で、便秘を解消してくれます。便秘が解消されると、肌にも良い影響が出ます。吹き出物がなくなったり、肌荒れが改善されるのです。

そして利尿効果もあるので、むくみ防止にも役立ちます。他にもごぼうに含まれるサポニンという成分が血行を促進して、体を温めてくれます。

ごぼう茶にはカフェインは含まれていません。

ごぼうは、特に食物繊維が多い野菜です。お通じにも、ごぼうなどの野菜に含まれる食物繊維が大切と言われていますし、まずはお腹の調子を整えることが大切と言います。

また、ごぼう茶の効果はこれだけではありません。オリゴ糖も豊富に含まれているため、善玉菌が優勢の美腸にしてくれるといったことも期待できます。

サポニンにはコレステロールを分解するという効能が認めれれていて、腸内の脂分や悪玉コレステロールを分解してくれる作用があります。そしてこれらの作用が、ダイエットにも効果があるのです。

このサポニンは主にごぼうの皮に多く含まれているので、皮をこそぎ取ったりせずにそのまま食べるのが効果的です。

ごぼうは皮をむかずに泥をキレイに落としささがきにし、水分が抜けるまで天日干します。天気や季節にもよりますが、半日～1日程度で大丈夫でしょう。

そのあと、フライパンでパリパリのなるまで乾煎りして完成です。急須にごぼう茶のもとを入れて、お湯を注ぐだけで飲めます。

あくまでお茶ですので、お薬のように、食前・食後等　お飲み頂く時間について特に制限等は設けておりません。