体調管理が難しい？この寒さも一週間後以降は続かない？

3日は冬型の気圧配置が強まり、北海道や東北の日本海側を中心に雪や風が強まっている。

2日午前0時から降った雪の量は北海道の層雲峡で28㎝、青森県酸ケ湯で15㎝となっているほか、北海道のえりも岬では最大瞬間風速34.9ｍの非常に強い風を観測。

この後も大雪や暴風となるおそれがあり、高波や猛吹雪、視界不良や路面状況の悪化などによる交通障害にも警戒が必要。

現在、日本列島には真冬並みの寒気が南下しており、西高東低の冬型の気圧配置が強まっている。

最高気温は福岡市や大阪市、名古屋市でも平年を下回る12℃前後までしか上がらず、昨日より10℃以上低くなった所もある。

この寒気は週末にかけて本州付近に居座り、6日には上空1500ｍ付近で0℃以下の寒気が九州南部まで南下。

さらに、「平地で雪」の目安となる−6℃以下の寒気は関東南部～北陸付近まで流れ込む予想。

寒さのピークは5～6日頃で、北海道では広い範囲で最高気温が0℃未満の「真冬日」となるほか、東北南部～九州も厳しい寒さに。

6日にかけて予想される雪の量は、北海道の日本海側や本州の内陸、山沿いで30cm、山形～新潟、富山の山間部で60cm以上。

7日は南の海上を前線が通過する影響で太平洋側で天気が崩れ、冷え込みが強まる関東では、平野部でも一時的に雪が交じる可能性がある。

気象庁が発表した1か月予報によると、12月上旬は平年より低い気温が続くものの、12月中旬からは一転して平年より高くなる予想。

10日頃からは全国的にかなりの高温になり、気温のアップダウンが大きくなる見込み。

まだ予報が不確定で、寒気の強まり方や低気圧が進むコースは変わる可能性がある。

最新の情報をこまめに確認し、体調管理や交通情報などに注意するように。