ダイエットをしているのに「なかなか痩せない」といった経験はありませんか?いろいろなダイエット法が存在する中で、よかれと思って行っていることが、実はダイエットの妨げになっていることも……。さて、それはどんなことなのでしょうか?
『痩せない習慣』10項目
(1)炭水化物をぬく (2)単品ダイエットを実践 (3)甘い物や糖分を絶つ (4)食べる量を極端に減らす (5)一食抜く (6)お腹が空いてもひたすら我慢する (7)便秘 (8)水分摂取を控えている (9)睡眠時間が短い (10)ストレスやイライラを溜め込んでしまう
出典そのダイエット逆効果!間違いだらけの「痩せない習慣」10項目 – Peachy – ライブドアニュース
『炭水化物や糖分を抜く』は逆効果
炭水化物が足りない状態が続くと、脂肪だけでなく筋肉も分解し始めます。筋肉は寝ている間もエネルギーを消費する基礎代謝を高めてくれていますから、筋肉が減ると基礎代謝も減り、省エネ体質になってしまうのです。省エネ体質になってしまうと、少ない食事量でも生きて行けます。以前の食事量に戻すだけで、エネルギーが余ってしまい、脂肪として蓄えやすくなってしまうのです。
出典炭水化物抜きダイエットを今すぐやめたほうがいい理由 : 美肌マニアの美容情報
腸内で悪玉菌を増やす素になるのがたんぱく質で、善玉菌を増やす素になるのが炭水化物。炭水化物抜きダイエットを続けると、腸内の善玉菌が減ってしまい、悪玉菌が繁殖してしまいます。悪玉菌が発する有害なガスは便秘を悪化させたり、老廃物を腸内に長く滞らせたりしてしまいます。
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糖質抜きによってエネルギーが確保できない状態が続くと、体は糖質よりもエネルギー量の多い脂肪を溜めようとし、脂肪がつきやすい体にもなります。
カラダに重要な栄養素が体内に一定期間入ってこなかった状態から普通に糖質の量を戻せば、カラダは「次にまたいつこのエネルギーが入ってくるかわからない!」という危機感から、そのエネルギーを体内に蓄えようと働きます。
ポイントは『飢餓状態』を作らないことが
食事制限だけのダイエットという実はとても危険です。その一番大きな理由は、一時的に痩せたとしても太りやすい体質になる危険性が高いからです。
「力士は2食しか食べない」という話をご存知ですか。その理由は、ずばり「太りやすくなるため」です。
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最近は朝食を抜く人が多いようですが、これはやせるためなら逆効果です。同じエネルギー量なら食事の回数が多いほど太りにくいというデータが出ています。食事は毎日規則正しくとることが大切です。
夕食を減らすことは良いですが、夕食を抜くことはダイエットにおいて逆効果なのです。夕食を抜くということは、昼食から翌日の朝食まで時間があきすぎてしまい空腹状態を作ります。空腹状態で急に食事を取ると血糖値が急上昇し、食べたものを脂肪に変えてしまいます。
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便秘はダイエットの大敵
ダイエットでまず手をつけるのがカロリー制限などの食事関連ですが、食事の問題は当然ですが排便の問題とも密接に関係しています。バランスの悪い偏った食生活をしていると、便秘になるいリスクが高くなってしまいます。
便秘はツライだけでなく、肌荒れや代謝を悪くする原因になり、美容にもダイエットにも悪影響を与えてしまいます。キレイになるためのダイエットが、肌をボロボロにし、痩せにくい体質を作ってしまうことだってあるんです。
滞留便は時間とともに腐敗します。そこから毒素が発生し全身に回ってしまい、肌荒れや疲労感や頭痛などの症状が出てきてしまうのです。毒素が代謝を低下させたり体の循環が悪くなり痩せにくい体になってしまいます。
どんなに食事制限や運動に励んでも、便秘や不調を抱えた腸ではダイエットの成功はありえません。なぜなら腸は栄養を吸収し、老廃物を排出する大切な器官だから。腸が正しく機能しないと、腸内で発酵した有害物質が排出されず血液やリンパ内に滞り、肥満を引き起こす原因になるのです!
不規則な習慣が痩せにくい体を作る
海外での研究によると、肥満度は7~8時間眠る人が最も低く、それより睡眠時間が短くても長くても肥満度が高くなります。どのくらい違うかというと、5時間睡眠の人は肥満率が50%アップし、4時間以下の睡眠ではなんと73%も上昇してしまいます。
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寝ている間は筋肉が緩み、血液が全身を巡りますが、睡眠不足によりその時間が短くなると、酸素が十分に運ばれず、冷えや代謝の低下につながります。つまり、体の機能が十分に回復されないので、運動機能が衰え、疲れやすくなり、運動を用いたダイエットに不向きな体へとなってしまうのです。
出典睡眠不足がダイエットの足を引っ張る4つの理由と6つの解決法
家族のトラブル、会社での人間関係など、慢性的なストレスは食欲を増進し、肥満を招くと考えられている。ダイエットをしようとしてもなかなかうまくいかない理由の一つがこのストレスと食欲との関係なのである。
出典心理的なストレスと肥満の関係 ≪ダイエットがうまくいかない方へ≫ 【気になる医学 うつ病(鬱病)・ストレス】
人はストレスがかかると代謝が落ちてしまいます。日常的にストレスを感じるだけで太りやすい体質に近づいてしまうというのは、何とも気になる情報ですよね。