メリットだけではない。覚えておきたいキャッシュレスの落とし穴

キャッシュレス決済を行うことによりポイントによる還元を受けることができるので、お得だと言えるでしょう。

しかし、一部のキャッシュレス決済方法には、利用時の注意点があります！キャッシュレスの注意すべきポイントを知らないと、『思わぬ落とし穴にハマってしまうことも…。』

2018年12月に起こったソフトバンクで大規模な通信障害。実際にソフトバンクの携帯電話を利用しており、困った方も多いと思います！

それと同様に、スマホ決済アプリを利用されている方は、同様の通信障害が発生した場合は、一時的に決済不能となること。

このように、通信会社のトラブルや災害などにより大規模な停電が発生した場合は、キャッシュレス決済ができなくなるということもあります。

スマホなどで決済する場合には当然のことですが充電があることが前提となります。

つまり、スマホを利用したキャッシュレス決済は充電が切れている状態では決済することができないと言ったデメリットがあります。

払戻が正規に認められている電子マネーは、交通系電子マネーなど限られています。

コンビニで購入できるコード付き電子マネーについては、悪用を防ぐために金券ショップが買取を制限しています。

残高還元方式の「PayPay」と「LINE Pay」は、「お金」という意味では「残高」は「お金」なのですが、一定期間放置すると失効して利用できなくなりますので、注意が必要です。

残高還元型の場合、5年間（PayPayは5月20日頃から2年→5年に変更予定）の期間がありますので、猶予としては充分ですし、期限近くなれば「通知」が届くので、忘れたまま失効してしまう事はまずないと言えます。

キャッシュレス決済の中でも、特に後払い方式のものは「使いすぎてしまう」心配があります。

現金払いでは、「財布と相談して」買うかどうか決められますが、キャッシュレスだと「今どれくらい使っていいのか」の判断が甘くなる可能性があります。

買い物の履歴も自動的に記録されてしまうため、逆に確認しなくなり、記録が倹約につながるとは限りません。

デメリットは、使えない場合があることでしょう。日本国内なら日本円を受け取らない店はないでしょうが、クレジットカードや電子マネーなどに対応していないお店では使えません。

たとえば飲食店情報サイトでは、店舗の検索条件に「カード支払い可」を加えると、検索結果数が大幅に減ってしまいます。このことからも、キャッシュレス化率がまだまだ低いことがわかります。

キャッシュレスサービスの利用が確認できない店舗での買い物などには、現金をきちんと用意しておくのが無難です。

過去、キャッシュレス決済ではカード不正利用や情報漏えいが発生しています。もちろん各社対応はしていますが、その危険性があることは事実。

ぼく達にできることは「利用明細をよく確認すること」に尽きるかなと。

異変があればカード会社に連絡することですぐに利用が停止できます。損失補償もあるので被害のリスクは少ないと思っています。