夜食を食べても太らないの!?　ダイエットにまつわる”嘘”とは

ダイエットというと、ついつい健康面よりも、まず体重を減らす事に意識が向いてしまいがち。

「きれいになれるなら」「痩せられるなら」と無理なダイエットを繰り返している人も多いのではないでしょうか。

無理をするダイエットをすると体調不良はもちろん、抜け毛や体臭などの副作用が起きることもあります。

人間の体は、毎日食べ物から栄養を取り入れ細胞が生まれ変わっています。そのため極端な事をすると、栄養不足で体に負担がかかるのです。

ダイエットで誰もが経験した事があるのが絶食などの食事抜きダイエットですよね…

ムリな食事制限をすると脂肪 細胞が飢餓を記憶し、今まで以上に脂肪を蓄えようとしてしまいます。

結局は、食事を抜くことで、空腹の辛さに耐えるのみならず代謝の低下を招くことに。

栄養バランスを考えて3食をきちんと食べながら、食事ごとの摂取カロリーを少しずつ減らすことを心がけましょう。

炭水化物は太りやすい。…というイメージが先行して「炭水化物抜きダイエット」を実践しているひともよく見聞きします。

十分な栄養管理をするわけでもなく、「炭水化物さえ摂らなければ、ほかのものはなんでも食べてよい」という誤った考え方に基づいて食生活を送っている人が多い。

そもそも炭水化物がなぜ大事かというと、炭水化物に含まれる糖質が脳を動かす唯一のエネルギーだから。

低炭水化物ダイエットは、心筋梗塞や脳卒中になる危険性が高まるとハーバード大などのグループが英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」に発表しました。

一時ほどではないようですが、いまだに「ダイエット中だから、カロリーの高いものは食べない」などと意味のないことを言っている人を見かけることがあります。

100kcalの白いご飯は糖質が多く太りやすい食べ物ですが100kcalのマグロの刺身はタンパク質やミネラルが豊富で太りにくい食べ物となります。

。例えば５００カロリーのチーズバーガーを２００カロリーのソーダで流し込むことは、同カロリーのアーモンド、果物、新鮮なサーモンを摂るのとではまるで違いますよ。

「カロリーと脂肪を制限するよりも、糖質を制限するほうが減量効果は高い」このように結論づける研究が、医学界の権威ある専門誌に次々と発表されました。

寝る前にたくさん食べていると本当に太ってしまうのか、実際にところはどうなのでしょうか。

世の中にはウソや迷信はたくさんはびこっています。夜に炭水化物を摂ると太る、というのも迷信の１つ。

実際に人間を対象にした実験では、いずれも「夜食を食べても太らない！」という結果が出ているんですな。

慶応大学の伊藤裕教授によれば、日が暮れて以降のほうが体がリラックスしているため、効率よく栄養を吸収できるそうなんで、よい睡眠をさまたげない時間帯に食べているかぎり、夜のほうが食事には向いているんじゃないかと。