7割は使っても効果なし。「ダイエット商材」の闇が深すぎる件

ダイエットをサポートしてくれる「ダイエットサプリ」。国内メーカーだけでなく、海外製品も多く販売されています。

高額なダイエットの情報商材って、本当のところどうなんですか？「運動しないでやせる」とか「食事制限なしでやせる」とか、にわかには信じられないことがセールスページには書かれている

“引き締まったボディ”“太りにくい体型づくり”を求めるニーズが増加するなか、「運動＋ダイエット」「筋力＋ダイエット」といったコンセプトの製品が増えている。

「サプリで痩せるなんてことはない！」。　語弊があるようですが、正式には「サプリメントだけで、私の理想の体型まで痩せない！」と言いたい

ダイエットカフェでは現在、8000種類以上の商品を扱っています。そのうち口コミ数が一定以上あった834商品について調べたところ、およそ7割は「体重が減らない人のほうが多い」という結果に

効果があった3割の内訳を見てみると、運動系DVDが一番効いていますね。あとはダイエット系のエステも入ってきています

飲んだら動悸が止まらなくなって、汗がめちゃくちゃ出て、のどがものすごく渇く。でも食欲がなくなるのは本当で、確かに体重は減るんですよ。毒みたいな成分が含まれてます

副作用による報告がなされている商品に対しては、痩せられるという結果のみを追いかけてしまって健康を害するような事態とならないよう、購入や使用にあたっては十分に注意

断トツに多かったのは「サプリ」に多く、報告された商品の78％にも上った。特に「海外輸入のサプリ」「処方されるダイエット薬」で極端に副作用が多い

これだけ新聞やテレビで大々的に宣伝しているんだから効くのだろう。医学的根拠もあるに違いない。そう信じて飲み続けてきたのに……

タレントの画像を無断で加工・使用して架空の体験談などをでっち上げて商品を宣伝する「フェイク広告」が、インスタグラムやフェイスブックなどに横行している。

「怪しいけれど信じてみたい」「ダメもとで試してみよう」と考える人がいてもおかしくない

よくもっともらしい体験談やもっともらしい試験結果が載っていますが、消費者の方は気をつけてほしい

とあるダイエットサプリの広告の体験者の欄に偽名で写真を貸す、というもの。痩せた写真は、勝手に写真修正して載せておく

要するに、販売会社が適当なことを言っていようが、その効能が本当だろうが、信用に値する情報としてどれも提示されていない

「重い副作用」というリスクを許容できないのであれば、結局「運動」「少食」しかないという結論になります。

カロリーの摂取量より消費量のほうが多ければ体重は減ります。いわば｢カロリー不足｣の状態を作り出す

「痩せられない女子」には4つの特徴が……「いつでも痩せられると思っている」「ずっと食べ物の話をしている」「“生理前だから”を言い訳にしている」「自宅でも外出先でも省エネしがち」

若者は日々、大量のアイデアや画像、広告のシャワーを浴びせられています。それによって自分の容姿に不満を感じ、『自分もこうあるべき』と自分のハードルを上げてしまう

健康食品であるにも関わらず、消費者に医薬品と誤認されるような効能効果を表示している場合は、薬機法違反となる

明らかに薬事法違反のダイエットサプリ。なぜ売り続けることが出来るのですか？謳い文句が尋常ではないサプリの広告メールが、よく入ってきます。

「痩せる」と評判でも、ダイエット商品を買った人が全員痩せるはずはないですよね。効果が出なかったら、責任は商品にあるのか。使う側の問題なのか。

特段の食事制限や運動を行うことなく、痩身・ダイエット効果が得られることを広告で表示することは、認められない

宣伝の場として活用しているSNSも、若者の心の健康に悪影響を及ぼしていることを自覚し、今よりもさらに責任感を持って行動するべき