会社の中で起こっている新たなハラスメント
「セクハラ」や、妊娠・出産・子育ての場面における「マタハラ」
出典あなたの会社は大丈夫?―不合理な残業削減による「時短ハラスメント」
就職活動を終わらせるよう強迫する「オワハラ」に比べると、「ジタハラ」はまだ耳にする機会が少ないかもしれません。
出典あなたの会社は大丈夫?―不合理な残業削減による「時短ハラスメント」
時短ハラスメントとは何かについてご紹介します。
出典あなたの会社は大丈夫?―不合理な残業削減による「時短ハラスメント」
ジタハラって?
ジタハラとは「時短ハラスメント」の略です。
出典これって「ジタハラ」?働き方改革と時短ハラスメントを考える | Glocal Mission Times (グローカルミッションタイムズ)
その名から想起できる通り、職場において業務時間の短縮を強要するハラスメントです。
出典あなたの会社は大丈夫?―不合理な残業削減による「時短ハラスメント」
長時間労働が大きく報じられた大手広告代理店が、労務改善策として午後10時から翌日午前5時までの全館消灯実施を決めたニュースは記憶に新しいでしょうが、実際は持ち帰り残業が増えただけという現場サイドからの声も聞かれます。
出典これって「ジタハラ」?働き方改革と時短ハラスメントを考える | Glocal Mission Times (グローカルミッションタイムズ)
「残業をするな」「早く帰れ」といくら形だけ強要しても、やらなければならない仕事が山積みの状態では根本解決からは程遠いわけです。
出典これって「ジタハラ」?働き方改革と時短ハラスメントを考える | Glocal Mission Times (グローカルミッションタイムズ)
働き改革とは言うけど…
「労働時間を減らせ!」と号令を掛けるだけで、具体的なやり方は現場・部下に丸投げし、成果目標についてはこれまで同様に求めるという状況です。
出典部下に丸投げ、「時短ハラスメント」が蔓延中 | 検証!ニッポンの労働 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
管理職としても、経営層から「労働時間を減らせ。部員のマネジメントができないのは管理職失格だ」とプレッシャーを掛けられているのかもしれません。
出典部下に丸投げ、「時短ハラスメント」が蔓延中 | 検証!ニッポンの労働 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
プレッシャーを今度は管理職が現場・部下に対して向けて、ただ単に「労働時間を○時間減らせ」と丸投げする例が見られます。最近ではこうしたことを、時短ハラスメント(ジタハラ)と呼ぶ風潮もあるようです。
出典部下に丸投げ、「時短ハラスメント」が蔓延中 | 検証!ニッポンの労働 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
解決策はあるの?
会社に相談しても解決しないなら無料の総合労働相談コーナーの利用も
出典時短ハラスメントを防ぐために企業が行うべき対策。働き方改革は長期的な視点が必要 – TUNAG
窓口がなかったり、解決されない場合は、労働基準監督署や総合労働相談に相談する事も視野に入れましょう。
出典時短ハラスメントを防ぐために企業が行うべき対策。働き方改革は長期的な視点が必要 – TUNAG
会社に対して見切りをつけ退職を検討する前に、まずは総合労働相談コーナーを利用してみるのも良いでしょう。各都道府県の労働局など全国380箇所に無料の相談窓口が設置されています。
出典時短ハラスメントを防ぐために企業が行うべき対策。働き方改革は長期的な視点が必要 – TUNAG
ジタハラをしないためにすべきこと
有能で真面目な社員ほど業務が集中しやすいですが、メンバーの作業負荷が適正化を判断します。もちろんメンバーの個人的な能力も違いますが、それらを考慮した上で適正な業務量を割り振るようにしましょう。
出典時短ハラスメントを防ぐために企業が行うべき対策。働き方改革は長期的な視点が必要 – TUNAG
まずは業務量の確認、その業務の成果が組織の目標とずれていないか、上司と部下が普段からしっかり対話する機会を設けなければなりません。
出典時短ハラスメントを防ぐために企業が行うべき対策。働き方改革は長期的な視点が必要 – TUNAG
帰りたくても帰れない状況の裏にはクライアントとの調整があります。納期もそうですが、確認・連絡待ちなど自社内だけでは解決できない問題があります。
出典時短ハラスメントを防ぐために企業が行うべき対策。働き方改革は長期的な視点が必要 – TUNAG
そこで、「時短」を受けた結果、決められた業務を終わらせることができず「ジタハラ」となってしまう場合には、「ノルマ」や「締切(納期)」を見直すことで、ワークライフバランスを保つことができます。
出典時短を強要する「ジタハラ(時短ハラスメント)」が急増中!対策は? – 労働問題弁護士ガイド
「時短」によって労働時間を短くしても業務を減らさないブラック企業は、「残業代の支払を逃れよう。」という悪意が、「ジタハラ(時短ハラスメント)」の原因であることがほとんどです。
出典時短を強要する「ジタハラ(時短ハラスメント)」が急増中!対策は? – 労働問題弁護士ガイド
適切な残業代を支払わなければならないのであれば、ブラック企業が「ジタハラ」をするメリットがなくなるからです。そこで、残業代の適切な計算方法を理解し、残業代を請求しましょう。
出典時短を強要する「ジタハラ(時短ハラスメント)」が急増中!対策は? – 労働問題弁護士ガイド
ネットでは「うちの会社がまさにそれ!」という声が大多数
次は「時短ハラスメント」ですって。ジタハラ。残業はするなって言われても仕事があるからね。残業が嫌だったんちゃうの?本当に何にも順応できないんだな。相談は「しにくい」とか…優先順位もつけられないとか、上司悪く言うなよそれは。
自分で改善せぇや
— ぉとぉぉちゃん (@father_life) October 28, 2019
ジタハラ。時短ハラスメント。
これだわ今。
もちろん定時に帰れないパターンのやつだけど。— まりんぼ (@starrymarry90) October 30, 2019
無策な上「早く帰れ」と。やらされ業務は以前よりも増える。〇〇時間分の「手当」を事前にお支払い頂いているなら、〇〇時間分の範囲内で業務をしても良いはずでは?それも認められず。仕事終わらないぜ?別に残業代が欲しいわけじゃないんだ。課せられた業務を片付けたいのに。心疲れた。#ジタハラ
— yaMatO (@yaMatO93570429) October 30, 2019
まじうちの会社ジタハラ。残業すんなっていうくせに、業務の改革見直さんし、仕事量変わらんし、そりゃ辞めるわ!!
— ちょも (@gushigushi) October 30, 2019
職場の人からうちジタハラですよねって言われて初めてその言葉を聞いたんだけど残業させずに早く帰るように促すことを時短ハラスメントっていうらしい。ハラスメント社会。
— ぴよて (@cal_ma_ma) October 30, 2019