カロリーじゃない！意外と知らない「太らないお酒の飲み方」

例えば、ビールや炭酸の冷たい大きなグラスのお酒だと、のどごしで飲むためにピッチが早く、飲み過ぎてしまいますよね。ピッチが早いということは、一緒に食べる食事やおつまみもペースが早くなり、結果太りやすくなってしまうのです。

常温で会話と味を楽しめる赤ワインですと、自然と飲むペースがゆっくりになるので、当然飲む量も食べる量も適量で満足できるわけなのです

カクテルならショートよりロングを。ショートタイプだと量も少ないので、お代わりするうちにけっこうなカロリーを摂ってしまうことが。リキュールをソーダなどで割ったロングタイプを。薄めてあるので比較的肝臓に優しく、ゆっくり飲めるところも◎。

「酔うと判断力が鈍ることも、お酒の量が増えたり食べすぎてしまう原因。そうならないためには、水を一緒に飲むのが効果的です」

最初の乾杯だけはお酒オンリーでおいしく飲んだら、「後はお酒と水を交互に飲む、を基本に。これだけでお酒を飲む量が半分に減ります」また、塩気の強いものを食べた時も、お酒ではなくまず水を。

飲んだ後はお水・ウーロン茶など糖質の無いものを飲む！アルコール以外の水分をしっかり補充する。飲んでる間にも補充すると、なお良し（脱水症状になってしまうと燃焼されにくくなってしまいます。）

ナイアシンはアセトアルデヒトの分解に役立ち、肝臓の働きを助けるのでお酒を飲むときはぜひ摂っておきたい栄養素です。ナイアシンが多く含まれている代表的な食品には、鶏（ササミ・レバー）、マグロ、ブリ、イワシ、サンマなどがあります。

「イカやタコ、貝やマグロに含まれるタウリンというアミノ酸は肝臓の味方。また、レバーに多いビタミンB群もおすすめです。ひと口食べておくだけで違います」

ウコンも肝臓にいいといわれているけれど、「サプリなどで摂りすぎると逆に肝臓の負担になるという説も。カレー風味の料理で少量摂るくらいが、ちょうどいいようです」

翌日はカリウムの豊富な食材を食べて水分代謝促し、むくみの予防も忘れずに。

お風呂にゆっくり浸かり、汗をかいて余分な水分を身体から排出します。できれば、水分は摂らずに、出すことに専念します。マッサージやストレッチなど、軽い運動も効果的です。