妊娠すると誰もが太りやすくなります。よって、産後にはその増えた体重を戻そうとダイエットを試みる方が多いようですが、誰もがダイエットをしていいのかというとそうではありません。産後にダイエットをしていい人いけない人とのついてまとめます。
妊娠中は体重が増えやすい
胎盤からのホルモンの作用によって、妊娠初期から中期にかけて、体に脂肪をどんどん取り込み蓄えるので太りやすくなる
出典妊娠中の体重管理
妊娠すると自然に水分を欲するようになます。妊娠中の体の水分量は妊娠前の20~30%増加します。循環血液量は40~50%も増えます
出典妊娠中の体重管理
ですからママの体は水太り状態です。でもこれは健康な状態なのです。
出典妊娠中の体重管理
よって、産後はその状態を戻そうとダイエットする人が増える
最近では産後すぐにスリムな姿を披露する「ママタレ」が多い。
出典安藤美姫、出産2か月でもうスリム体型 急激「産後ダイエット」に危険ないのか : J-CASTニュース
産後に「ダイエットに挑戦した(挑戦中)」とお答えの方は44.8%。体重だけでなく、ボディラインも気になりますよね
出典暮らしといっしょ | 不動産・住宅情報サイト HOME’S » 【ママへのヒント】第58回 産後ダイエットどうしてる?
一方、「自然に痩せたので必要なかった」と羨ましいお答えの方も35.7%。出産後のママはとにかく大忙し! 気力も体力も使うため、自然と痩せられている方が意外と多い
出典暮らしといっしょ | 不動産・住宅情報サイト HOME’S » 【ママへのヒント】第58回 産後ダイエットどうしてる?
産後ダイエットを始めた時期は、「産後すぐ」とお答えの方が多く、33.3%。
出典暮らしといっしょ | 不動産・住宅情報サイト HOME’S » 【ママへのヒント】第58回 産後ダイエットどうしてる?
そんな産後ダイエットだが危険だという声も・・・
タレントの辺見えみりさん(36)は2013年6月28日、ブログで13日に第1子女児を出産した後、約2週間で7キロほど減量したと明かした。 これに、「ダメ~~!! 体に悪い」「これを見て真似する人が増えないことを願う」と批判が殺到
出典安藤美姫、出産2か月でもうスリム体型 急激「産後ダイエット」に危険ないのか : J-CASTニュース
「産後すぐに体重を戻したい!」とダイエットをするお母さんもいますが、授乳の時期にこれは危険なこと。体重を戻したい場合は、1年くらいかけてゆっくりと進めるのがよい
出典産後ダイエットは危険?「かくれ貧血」を防ぐ食事の秘訣3つ | 「マイナビウーマン」
急な減量は危険です。母乳育児をしている間は、バランスのよい栄養をきちんと摂取する必要があります。
産後にダイエットをしてはいけない人
動悸や息切れ、疲れ、などのつらい症状を伴う貧血。授乳中のお母さんは、知らないうちに貧血が進んでしまっていることも多い。貧血がある場合はダイエットをしないほうがいい
出典産後ダイエットは危険?「かくれ貧血」を防ぐ食事の秘訣3つ | 「マイナビウーマン」
授乳の時期にダイエットを行うと、母乳に移行する栄養素が不足することがあるので注意
出典産後ダイエットは危険?「かくれ貧血」を防ぐ食事の秘訣3つ | 「マイナビウーマン」
母乳育児をしている人は、通常の人に比べて500キロカロリーを余分に必要とします。だいたい毎日2000キロカロリー食べていても、自然に体重は減少していく。ストイックなダイエットは体力低下に繋がる
35歳以上で出産する人。産後に意識しなければいけないことは、焦って体重を落とすことよりも、育児のための体力を維持すること・体調を回復させること
出典高齢ママは体重が戻りにくいって本当!?ダイエットのポイントは?[Slism]|高齢出産ガイドライン
体調不良やストレスを感じてる方。無理なダイエットは体力の低下や筋力低下、体調不良、母乳を出なくする、育児ストレスなどを引き起こし、その後の育児を困難なものにしてしまう。
出典高齢ママは体重が戻りにくいって本当!?ダイエットのポイントは?[Slism]|高齢出産ガイドライン
産後にダイエットをしてもいい人
低年齢、高齢出産ではなく、持病がなく、体力に自信があるという方
母乳で子育てをしていないという方
産後の体力低下、貧血、疲れを感じていない方
産後にダイエットしてはいけない人におすすめのダイエット方法
出産後1か月くらい経つと、運動ができるようになってきます。授乳タイムの合間を利用して、簡単な筋肉トレーニングをして体のラインを戻してはいかが?食事と水分を多めにして、適度な運動を無理なくすることが大切
出典安藤美姫、出産2か月でもうスリム体型 急激「産後ダイエット」に危険ないのか : J-CASTニュース
授乳姿勢は姿勢改善のチャンス!ポイント1.背骨を長くする。床に座る場合も、椅子やベッドに腰掛ける場合も、出来るだけ背を高くする意識を持ちましょう。ポイント2.仙骨を立てる。仙骨とは骨盤の後ろ側にある、逆三角形をした手のひら位の大きさの骨です。ポイント3.顔の位置は高く、視線を合わせるつもりで。赤ちゃんのお顔を見ながら授乳することはコミュニケーションをとる上で大切ですが、あまりにも顔を近づけ過ぎると首や肩に負担をかけることがあります。
出典2/3 すぐ始めよう!スマートママの産後習慣! [産後ダイエット] All About
体重を戻したい場合は、1年くらいかけてゆっくりと進めるのがよい
出典産後ダイエットは危険?「かくれ貧血」を防ぐ食事の秘訣3つ | 「マイナビウーマン」
一日1時間、エクササイズをしましょう。何も大変なものではなく、赤ちゃんをスリングに入れて、家のまわりを散歩するくらいでもいいのです。軽快なテンポでウオーキングをするのは、1時間泳ぐのと同じカロリーを消費します