昔に流行った「ダイエット食」…ブームは去っても効果はあるみたい

これからの季節、なによりも気になるのが“体型”

「夏太り」する人は「夏痩せ」する人の3倍いて、特に30代では約4割が夏太りを経験している

ダイエット失敗談は尽きることがありません

古いダイエット方法が消えては新しい方法が生まれてくる……これは、裏を返せば多くの人が「結局、やせられていない」ということ

今や国民運動みたいになったダイエットが日本で本格的に根付いたのは、1970年代といわれる

様々なダイエットがたびたびブームになり、健康志向が高まりを見せているが、肥満者の割合は過去１０年間でほとんど変化がない

数多くのダイエットの中から昔流行したダイエット食品を振り返ってみましょう

どんな方法であっても、続けることさえできれば、効果が上げられる

「朝食をバナナにすれば痩せる」と、日本中に大ブームを起こした朝バナナダイエット

夕食の前にバナナを２本食べて、その後に約２００ｍｌの水分を摂るだけで、整腸作用が促されダイエットにも効果があるという「夜バナナダイエット」が静かなブーム

1本（可食部100グラム）のカロリー数はたったの86キロカロリー。2本食べたとしても172キロカロリーです。これはお茶わん1杯分のごはん（252キロカロリー）よりも少ない

水溶性食物繊維とフラクトオリゴ糖が含まれており、腸内で善玉菌の餌になることで腸内環境がきれいになり、便秘解消が期待できます

以前話題になった納豆ダイエットは、一時期ねつ造疑惑がかけられたダイエット方法

ただし、納豆自体はとてもヘルシーな食材で、体脂肪の蓄積を防いだり、脂肪燃焼を促したり、また、発酵食品のため整腸作用もあるなど、ダイエット効果をサポートしてくれる優秀な食材であることは間違いありません

納豆だけに含まれる栄養素のナットウキナーゼや、豊富な食物繊維が血液をサラサラにし、便秘改善効果も期待

一時期ダイエットティーとして人気だったプーアール茶ですが、実は美容にも最適

ポリフェノールが豊富に含まれています。このポリフェノールには、胃腸の働きを活発にして腸内環境を整える作用が期待できます

発酵過程で生れた熟成茶重合カテキンには、脂肪の吸収を抑える働きや、身体に溜まった余分な水分を排出する働きもあり、むくみやダイエットにも◎

脂肪分解酵素である「リパーゼ」も含まれていて、とりすぎた脂肪分やコレステロールを分解し排出させる作用があることから、肥満防止効果も期待

お酢ダイエットとは、毎日大さじ1～2杯を食後に飲むだけの簡単にできるダイエットです。ウォーキングなどの有酸素運動を合わせて行うと、よりダイエット効果があります

黒酢は通常の白いお酢よりもミネラルやビタミン、さらにアミノ酸の含有量が豊富

健康食品の一つとしてブームを呼び、大々的に様々な商品が開発され発売されている。効果については各社で実証実験などを実施しているようだ。ただし、過剰摂取は健康に被害をもたらす恐れもあり得る

昭和50年代頃に日本で一大ブームを巻き起こした“紅茶キノコ”。ブームが過ぎ日本では見かけなくなって久しい

菌塊がまるでキノコのように見えることからそう呼ばれ、当時は多くの家庭で育てられていました

ダイエットの効果は即効性はありませんが、健康と美容には高い効果は期待できるかと思います。便秘解消の効能もあるので、スッキリできればダイエット効果も出てきます

今アメリカを中心とした海外のセレブたちの間で「KOMBUCHA」が流行

美容マニアのミランダ・カーやマドンナはもちろんのこと、ケイティ・ペリーやキルスティン・ダンストら、ビューティコンシャスな女優やモデルが愛飲

日本でも流行した「紅茶きのこ」のことで、皆さんが思い浮かべる「昆布茶」ではありません

元となっているのはシベリアに伝わる発酵飲料。それが日本の昆布茶と混同されて欧米では「Kombucha」と呼ばれるようになった模様

腸にやさしい乳酸菌や栄養価の高い酵素が含まれ、美容やデトックスに効果があると、セレブたちを中心に人気に火がつきました

海外セレブが実践するダイエット法は数多ありますが、今話題になっているのは『アルカリ性ダイエット』

グウィネス・パルトロウやジェニファー・アニストンなど健康志向の高いセレブ達が実践しているというもの。また、セレブデザイナーとして活躍中のヴィクトリア・ベッカムがツイッターで「大好き」と公言しているほどにハマっている

食品を酸性とアルカリ性に分類し、食事の大半をアルカリ性にするというダイエット法

アルカリ性と判断される食材をざっと並べてみると、野菜、果物、海藻、キノコ、大豆、ナッツ、オリーブオイルなど、ミネラル成分で分析したときにも体に良いと言われるものばかり

酸性の食物も少量摂る分には構いませんし、酸性の食物にも良い栄養素は沢山含まれているので、極端に禁止をしない

いろいろな食材を、量を加減しながらバランスよく食べることで、体内のバランスを取ろうという、ストレス値も低めの続けやすい