Ｘマスに向けて！おばさんに見られる原因気になる「背中のたるみ」撃退ワークアウト

背中には、僧帽筋、広背筋、脊柱起立筋など、多くの筋肉があり、様々な身体の動作に関わっています。ためしに肩甲骨を寄せてみてください。背中の筋肉が引き寄せられますね。このとき首筋から背中の中央部に伸びる、僧帽筋が動いています。

僧帽筋は肩甲骨を寄せたり上げたりするのですが、このように僧帽筋を動かしてみると、胸の筋肉がストレッチされることに気づきましたか？ 背中の筋肉を収縮させて動かすことで、背中の裏側に位置する、胸の筋肉が伸ばされているのです。これは言い換えれば、背中の運動量の低下とそれに伴うたるみは、胸の運動とバストラインにも悪影響を及ぼしてしまうということなのです。

背中の筋肉は姿勢維持にも大きく関わっているため、衰えさせてしまうと、姿勢の乱れに伴う、プロポーションの崩れを生じさせます。猫背などの悪い姿勢は、背中以外のパーツに痛みを生じさせる原因にもなります。それに加え、本来は筋肉量の多い背中を衰えさせると、全身の筋肉量の低下にもつながり、代謝の低い、太りやすい体質を招きよせてしまいます。

背中にお肉がつく主な原因は、”筋肉の衰え”です。背中の筋肉は、普段あまり使うことがないですよね？ さらに、背中を丸めて猫背になることも筋肉を衰えさせるので、つい縮こまってしまうこの季節は、背中の贅肉を増やしてしまう危険な時期といえるのです。

日頃から気を付けたいのは姿勢。胸を張った状態で両腕を降ろすと、肩甲骨がキュッとなります。これがお肉がつきにくい良い姿勢なので、身体に叩きこみましょう。

中身が入った500mlのペットボトルを両手に持って立ち、膝を曲げて上半身を前に倒します。そこから、肘を後ろに引いてダンベルを上げる動きをゆっくり10回繰り返しましょう。

まずはじめに、日ごろ眠らせていた背中の筋肉を目覚めさせましょう。このエクササイズは、二の腕のプルプルするお肉もストレッチできます。

次に、背中の両サイドにある広背筋を鍛えて、背中のアウトラインを美しく整える簡単エクササイズです。

お手軽簡単エクササイズですから、テレビを観る合間やお風呂上りなど、生活の中に組み込んで、背中の筋肉を目覚めさせて上げましょう！