今回の台風は本当に危険です!早めの対策や避難を行うようにしましょう。
■大型で非常に強い「台風19号」が接近中
中心気圧は925hPa、中心付近の最大風速は50m、最大瞬間風速は70m。
「猛烈な」から「非常に強い」勢力となったが、依然として今年最強レベルの勢力を維持したまま時速25kmで北北西に進んでいる。
出典台風19号 東海・関東に接近へ 記録的な大雨・暴風のおそれ | NHKニュース
■今後の進路
非常に強い勢力のまま東海~関東地方に接近、上陸の恐れも
暴風域を伴って非常に強い勢力を保ったまま、12日~13日にかけて東海または関東にかなり接近。
出典台風19号 東海・関東に接近へ 記録的な大雨・暴風のおそれ | NHKニュース
予想されている進路の中で最も西側のコースを通った場合、関東のほぼ全域が台風の進行方向の「右側」に入る。
出典台風19号の進路 関東に最悪 記録的な大雨や暴風も(日直予報士 2019年10月11日) – 日本気象協会 tenki.jp
■今回の台風は「とにかく危険」
先月の15号以上、昨年の21号に匹敵する勢力
週末に襲来する台風19号は,昨年大阪に風害をもたらした台風21号や先月千葉に風害をもたらした台風15号と比べ,一目瞭然で大きいです.そのぶん風も雨も影響範囲が広くなります.暴風も大雨も高潮も高波もすべてが極めて危険な状況になりえます.本当にお願いなので週末まで台風に万全に備えて下さい. pic.twitter.com/xt5RZpby4j
— 荒木健太郎 (@arakencloud) October 10, 2019
接近時に予想される中心気圧は945hPa、中心付近の最大風速は45m、最大瞬間風速は60m。
出典台風19号は12日(土)夜に東海、関東へ 上陸時の最大瞬間風速は60m/s予想 – ウェザーニュース
非常に強い勢力のまま上陸した台風は多くなく、昨年に関西地方へ上陸して甚大な被害を出した台風21号が25年ぶりだった。
■列島各地で大荒れの天気に
東海や関東甲信では記録的な暴風
【台風19号 気象予報士解説】
台風19号は非常に強い勢力のまま、12日午後から13日にかけて、紀伊半島から東日本にかなり接近し、上陸する見込みです。台風本体が近づく前から非常に強い風や雨に厳重に警戒が必要です。今後の風と雨の予想です。#台風19号 #大雨 #台風 pic.twitter.com/980tHwqcKj— TBS NEWS 防災 (@TBSNEWS6) October 10, 2019
12日にかけて予想される最大風速は、東海で45m、関東甲信で40m、近畿で30m、東北で28m、北陸と四国、中国地方で25m、小笠原諸島で23m、九州北部で22m、北海道と九州南部で20m。
出典台風19号 東海・関東に接近へ 記録的な大雨・暴風のおそれ | NHKニュース
最大瞬間風速は、東海と関東甲信で60m、近畿で45m、東北で40m、北陸・四国・中国地方・九州北部・小笠原諸島で35m、北海道と九州南部で30m。
出典台風19号 東海・関東に接近へ 記録的な大雨・暴風のおそれ | NHKニュース
海は猛烈なしけとなるほか高潮が発生する可能性も
12日にかけて予想される波の高さは、東海と関東、伊豆諸島で13m、近畿と小笠原諸島で10m、東北と四国で9m、北陸・中国地方・九州・沖縄・奄美で6m。
出典台風19号 東海・関東に接近へ 記録的な大雨・暴風のおそれ | NHKニュース
また、今の時期は大潮にあたり、台風の接近と満潮時刻が重なるとさらに潮位が高くなって高潮が発生する可能性もある。
出典台風19号 非常に強い勢力で直撃か 昨年21号匹敵(日直予報士 2019年10月10日) – 日本気象協会 tenki.jp
■暴風や高波・高潮のほか、大雨にも警戒が必要
台風本体や周辺の雨雲の影響で、西日本~東北地方の広い範囲で激しい雨が降り、13日にかけて記録的な大雨となるおそれがある。
出典12日午後上陸!スーパー台風「昨年の21号並み勢力」最悪のコース | ハザードラボ
12日昼までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで東海で500mm、伊豆諸島で300mm、関東甲信と近畿で250mm、四国で200mm。
出典台風19号の進路 関東に最悪 記録的な大雨や暴風も(日直予報士 2019年10月11日) – 日本気象協会 tenki.jp
12日昼~13日昼までの24時間には、さらに東海で600~800mm、関東甲信と北陸で300~500mm、伊豆諸島と東北で300~400mm、近畿と中国地方で200~300mmの雨が降る見込み。
出典台風19号 東海・関東に接近へ 記録的な大雨・暴風のおそれ | NHKニュース
■気象庁「狩野川台風に匹敵する記録的な大雨となる可能性も」
気象庁は11日午前11時から記者会見を開き、「昭和33年の『狩野川台風』に匹敵する記録的な大雨となり、大雨の特別警報を発表する可能性もある」と発表。
そのうえで「命を守るため、風や雨が強まる前に、夜間暗くなる前に、市町村の避難勧告などにしたがって早め早めの避難や安全確保をお願いしたい」と厳重な警戒を呼びかけた。
出典気象庁「1200人以上犠牲の狩野川台風に匹敵 特別警報も」 | NHKニュース
■狩野川台風とは
1958年(昭和33年)9月27日に神奈川県・三浦半島に上陸し、伊豆半島と関東地方に大きな被害を与えた台風。
出典気象庁「1200人以上犠牲の狩野川台風に匹敵 特別警報も」 | NHKニュース
伊豆半島中部では総雨量が750mmに達したほか、24時間雨量は東京都心で392.5mm、横浜市中区で287.2mmなど観測史上最多に。
出典「24時間最大350ミリ」の脅威…東京の治水対策は万全? 避難はどこへ?【台風13号】 – FNN.jpプライムオンライン
この豪雨で川の氾濫や土砂災害が相次いで発生し、死者・行方不明者1200人以上、住宅全半壊4000棟以上などの甚大な被害が出た。
出典「狩野川台風」に匹敵、計画運休続々 台風19号に気象庁が警戒呼び掛け – SankeiBiz(サンケイビズ):自分を磨く経済情報サイト
■台風から身を守るために大事なこと
あらかじめ避難経路やハザードマップを確認し、食料や水、懐中電灯など非常用品を用意する。
出典台風19号、非常に強い勢力で静岡県に上陸か 必ず備えを(杉澤綾華) – 個人 – Yahoo!ニュース
庭やベランダにある物を片付けて雨戸を閉め、雨戸がない場合は窓ガラスに飛散防止フィルムや粘着テープなどを貼る。
出典「養生テープ」台風に備えTwitterで話題に 「今年最強クラスの台風」対策方法は (2019年10月10日) – エキサイトニュース(2/2)
また、停電になる可能性もあるため、ガソリンやモバイルバッテリーの充電をあらかじめ行っておくこと。
出典台風19号、非常に強い勢力で静岡県に上陸か 必ず備えを(杉澤綾華) – 個人 – Yahoo!ニュース
台風接近時は、小まめに気象情報や自治体からの情報を確認し、避難情報などが出たらすぐに避難をするように。
出典台風19号 接近・満潮・大潮が重なるおそれ 高潮警戒 – ねとらぼ