女子マネを風呂で盗撮！慶應大学アメフト部が無期限活動自粛を発表

慶大アメリカンフットボール部が10月15日、部員の不祥事で無期限で活動を自粛をすると発表した。

「部内において、複数の部員による著しく不適切な行為があったことが認められたため」という。

「教育的観点及びプライバシー保護の観点から詳細は公表できない」としている。

関係者によると夏合宿中に部内で男子部員が女子部員を盗撮したという。

120人ほどのアメフト部員は毎年8月、静岡県にある施設で1週間ほど合宿をするのですが、今年の合宿で、複数の部員が女性の露天風呂を携帯電話で盗撮した。

動画には女性の入浴姿が映っていて、その動画を部内の仲間に送信するなどしたため、動画が部内で拡散され、多くの部員のあいだで噂となりました。

この動画拡散の事実が被害者側にも伝わり、コーチや監督、部長も把握する事態となった。夏合宿はただちに打ち切られました。

現時点で警察に被害届は出されておらず、盗撮した部員は関係者に謝罪したという。

「主犯格の2人は部を辞めさせられ、動画をもらったり視聴した人間は謹慎処分になった」

公式HPによると、慶大アメフット部は第１回甲子園ボウルで同志社大に勝利し、初代学生王者に。

今年で創立79年、現役部員は約150人在籍の名門。

1999年には部史上初の2部陥落を経験するも、2000年にはすぐに1部に復帰。

2005年、2006年には2年連続で1部リーグ2位からプレイオフを勝ち上がり、関東選手権決勝まで駒を進めている。

慶大は9月28日、関東学生アメリカンフットボールリーグ戦第3節の明大戦に20-10勝利。

慶大は今季のリーグ戦で2勝1敗の成績を残しているが、学連によると、残り試合は棄権するという。

慶大は関東大学リーグの1部上位8校による「TOP8」に所属。

関東学生アメフト連盟は来週にも臨時理事会を開き、チーム関係者から聞き取りをした上で処分を決定するという。