「人助けランキング最下位」日本と世界の違い‥今から日本がすべきこと

大型で強い台風19号「ハギビス」が日本を通過中、東京都台東区の避難所がホームレスの被災者2人の受け入れを拒否

避難してきたホームレスは脳梗塞を患っていて、体調にも不安があった。結果として暴風が吹き始め、雨脚も強まっていたタイミングで外に放り出すことに

避難所入りを拒否された路上生活者にも取材し、「ここは都民の避難所です」と言われ、住所不定を理由に断られたことも明かした。

小木さんは、受け入れに関して「（避難所に）来ている方たちは嫌ですよ」などと述べた

その後も小木はホームレス用の部屋を確保するべきだといい

避難所というプライベートがない空間で過ごさなければいけないことから「（生活の）グレードを下げるわけじゃないですか。でも、ホームレスの方は逆にアップグレードするわけじゃないですか」と発言

「見知らぬ人、あるいは、助けを必要としている見知らぬ人を助けたか」という観点で、日本は125位と世界最下位

過去数か月で「人助けをした」と答えた割合も減少傾向で、2015年は28％だったが、2016年には25％、2017年と2018年には23％に下がっている

余裕のない社会で、他人を助けようという気持ちが起きにくくなっていると見ることもできる

「この席、よければ座ってください」と勧めると、なんと高齢男性からは「ふざけるな」と予想外の返事があった

周りの通行人５，６人に駅員さんはどっちにいけばいますか？とたずねたところ「わかりません」と言って、そのままさっていったそうです。それを聞いてとてもぞっとしました。彼らは姉が激しく嘔吐しているのを観ています。

道などを尋ねようと近くにいた女性に「すみません」と言うと無視する女性が結構います。明らかに視界に入ってて私に気づいてますし、視界に入ってなくても声を掛けてるので絶対聞こえてるはず

日本人は「優しい」と一般に他国の人は口を揃える。もちろん、それぞれ個々に優しい性格を持つ人は多い

スレッド主は「日本に行くたび人たちがとても親切で驚く。日本最高」とつづっている。

「日本は資源が少ない国だからこそ他人に親切で、温かさを感じる国だ」と伝えている

日本人の性格として特徴的な「周囲の目や他人の目を気にする」こと、「他人に可能な限り迷惑を掛けない」こと

他人の目や世間体を気にするあまり、本来自分の人生にフォーカスすべきはずが、いつしか周りにばかり注意が向いてしまっている

日本人は英語力だけでなく、世界を渡り歩いて行くための「コミュニケーション能力」が低いとされ、その対策の必要性が叫ばれています。

強すぎる「いい人欲求」が、自分の人生をつねに他人の目を意識した息苦しく窮屈なものにしてしまう

「他人に不都合を与える人に対して異様に厳しい社会」というのは海外と日本を行き来するとよくよく感じるところで、つまり「人様に迷惑をかけない至上主義」が日本人にとっての最高の倫理になっている

ここでは「論理」はあまり重要ではなく、むしろ邪魔になる。「全体の空気」が一定の方向に向かっているのに、「それは論理的ではない」等と言い出せば、みんなから白い目で見られて孤立

避難所は彼らの受け入れを拒否してはならない。行政が、ホームレスのための避難プランを作ることも重要だ。日本が人助けをする国として評価される日が来ることを願う

日本人の四人に一人は高齢者でこれからもっと増えるわけだから、そろそろ「お互い様精神」とバランスよく成立させたらどうだろう