やっぱり必要だった八ッ場ダム!台風19号の水害被害防止に効力発揮

社会ニュース

2019年10月12日から13日に東日本に堤防決壊などの被害をもたらした #台風19号 ですが、洪水対策の #ダム や遊水地に注目が集まっていました。 #八ッ場ダム (やんばだむ) #信玄堤 (しんげんづつみ) #首都圏外郭放水路 が話題に。

▼台風19号がもたらした大雨による洪水・水害により、改めて注目されたダムの重要性

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台風19号の通過による猛烈な降雨で各地では堤防が決壊するなどして河川が氾濫。貯水量が増えたダムは流入量と同じ水量を下流に流す「緊急放流」を行うなど重大な事態が相次いだ。

出典【台風19号】異常な降水量、防水施設の想定も「防災能力追いつかず」(産経新聞) 台風19号の通過による猛烈な降雨で各地…|dメニューニュース(NTTドコモ)

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水害対策は、各河川ごとに水量を想定し、人命や経済面などの重要性をも加味した上で優先度を決め、整備が進められてきたが、水防などに詳しい新潟大の安田浩保准教授(河川工学)は「想定をはるかに超える極端な降水が同時多発的に起こることで、水があふれ出した」と指摘する。

出典【台風19号】異常な降水量、防水施設の想定も「防災能力追いつかず」(産経新聞) 台風19号の通過による猛烈な降雨で各地…|dメニューニュース(NTTドコモ)

▼すったもんだの末に完成間近だった「八ッ場ダム」が今回大活躍した

国が来春の運用開始を目指し、今月1日に貯水試験を始めた八ッ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)の水位が、台風19号による大雨で急上昇した。

出典八ッ場ダム、一気に「満水まで10m」…台風で54m上昇

国土交通省関東地方整備局の速報によると、13日午前5時現在の水位は標高573・2メートルとなり、満水時の水位(標高583メートル)まで10メートルほどに迫った。台風によるダムの被害は確認されていない。

出典八ッ場ダム、一気に「満水まで10m」…台風で54m上昇

国交省は、最高水位に達するまで「3~4か月かかる」とみていたが、周辺では11日未明から13日朝までに累計347ミリの雨が降り、山間部から流れ込んだ水でダム湖の水位は約54メートルも上昇した。水没予定地に残された鉄橋も11日時点では見えていたが、完全に水の底に沈んだ。

出典八ッ場ダム、一気に「満水まで10m」…台風で54m上昇

・およそ10年前に建設が中止されていた

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八ッ場ダムは、利根川の氾濫による洪水被害を防ぐとともに、首都圏の人たちの生活用水や工業用水を確保するため、1952年に建設省(現在の国土交通省)が、群馬県長野原町と東吾妻町の町境に計画したダム。

出典台風19号で八ッ場ダムに称賛の嵐 「治水事業に無駄などない」との声も(2019年10月13日)|BIGLOBEニュース

住民の苦渋の選択の末、1992年に長野原町で、1995年には吾妻町(現東吾妻町)で「八ッ場ダム建設に係る基本協定書」が締結され、ダム建設事業が動き始めたが、このとき既にダム建設構想から、40年以上が経っていた。

出典台風19号で八ッ場ダムに称賛の嵐 「治水事業に無駄などない」との声も(2019年10月13日)|BIGLOBEニュース

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2009年9月17日、鳩山内閣の下、前原国土交通大臣は、突然八ッ場ダムの建設中止を明言。これは、地元住民の意見、関係市町村、共同事業者の1都5県の意見を聞くことなく、国が一方的に判断したものだった。

出典台風19号で八ッ場ダムに称賛の嵐 「治水事業に無駄などない」との声も(2019年10月13日)|BIGLOBEニュース

2011年12月22日、前田国土交通大臣は、国交省政務三役会議において「八ッ場ダムの建設継続」を決定したことを発表。2013年5月15日に「利根川・江戸川河川整備計画」が策定され、「八ッ場ダム」が盛り込まれた。

出典台風19号で八ッ場ダムに称賛の嵐 「治水事業に無駄などない」との声も(2019年10月13日)|BIGLOBEニュース

・八ッ場ダム建設のために犠牲になった人たちの話がTwitterで話題に

・そんな人たちの想いを胸に…八ッ場ダムの活躍に称賛が贈られていました

▼越谷レイクタウンが沈んでる?? いえいえ、「大相模調節池」が威力を発揮しただけです。

エリア周辺には中川、綾瀬川、元荒川が流れ、長年にわたって治水が課題になっていた。

出典水辺に生まれた新しい街、越谷市レイクタウンで暮らす – 越谷レイクタウンエリアガイド

そこで、これらの河川流域の治水を抜本的に改善するため「大相模調節池」を整備し、あわせて、調節池の周囲で大規模な土地区画整理を行い「水との共存文化を創造する都市」をテーマとした新しい街づくりを行う計画が立てられた。

出典水辺に生まれた新しい街、越谷市レイクタウンで暮らす – 越谷レイクタウンエリアガイド

大相模調節池は、元荒川流域の浸水被害を軽減するために設置された施設です。本調節池に貯めることができる水量は120万m3(東京ドームおよそ1杯分)になります。なお、本取水施設は、元荒川の水位上昇に伴い、雨水を取り込むための施設となります。

出典大相模調節池取水施設 越谷市公式ホームページ

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こうして整備が進められた新しい街は「越谷レイクタウン」と名づけられ、2008(平成20)年3月には「越谷レイクタウン」駅が開業。同年4月には街びらきのイベント「越谷レイクタウンオープニングフェスタ」も開かれている。同じ年の10月には「イオンレイクタウン」がグランドオープン。当時は日本最大級のショッピングモールとして話題になった。

出典水辺に生まれた新しい街、越谷市レイクタウンで暮らす – 越谷レイクタウンエリアガイド

▼ラグビー日本代表が試合を行う日産スタジアムの近くにもこんな遊水地が…

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https://twitter.com/Escape___Kohaku/status/1183168971526164480

▼地下神殿が遂に目覚める…「首都圏外郭放水路」に注目が集まった

この「地下神殿」の正体は、埼玉県春日部市の国道16号直下約50メートルに建設された「首都圏外郭放水路」だ。

出典首都圏の地下に広がるディストピアのような世界──水害から都市を守る「地下神殿」に潜入|WIRED.jp

全長6.3kmにも及ぶこの放水路は、洪水の際に中川・倉松川・大落古利根川など5つの中小河川の水の一部を江戸川へ放流するために各河川間を地下で結ぶことを目的として建設され、2006年に完成した。その荘厳な佇まいから、いつからか「地下神殿」と通称されるようになった。

出典首都圏の地下に広がるディストピアのような世界──水害から都市を守る「地下神殿」に潜入|WIRED.jp

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台風19号を受け、洪水防止のために埼玉県春日部市の中小河川の水を地下に取り込み、地下トンネルを通じて排水ポンプで江戸川に流す「首都圏外郭放水路」が12日午後6時50分から稼働した。

出典稼働続く「地下神殿」 台風19号で流れ込んだ中小河川の水を江戸川へ(2019年10月13日)|BIGLOBEニュース

同放水路の調圧水槽(長さ177メートル、幅78メートル、高さ18メートル)は「地下神殿」の愛称で多くのメディアに取り上げられて人気を博しており、2018年度は約6万2000人が見学に訪れた。

出典稼働続く「地下神殿」 台風19号で流れ込んだ中小河川の水を江戸川へ(2019年10月13日)|BIGLOBEニュース

▼武田信玄の「信玄堤」が現代の甲州っ子を救っていました

出典:信玄堤公園

出典:信玄堤公園

▼他にもTwitterで様々な先人の治水に関する知恵が語られていました

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